竹の用語辞典 た行
竹炭石鹸【たけすみせっけん】
石鹸素地に竹炭を加えた石鹸。虎竹の里 竹炭石鹸は、石鹸素地、炭、水、植物由来の油脂のみで作られた石鹸。子供の頃から肌が弱かった竹虎四代目が、自分や家族が安心して使える自然なものとして作られた石鹸。
参考竹製品:
虎竹の里 竹炭石鹸3個セット
竹磨き【たけみがき】
みがき包丁という刃物を使って、竹の表皮を削っていく作業。手触りもサラサラしている熟練職人の技。
竹割包丁【たけわりぼうちょう】
竹を割ったり、剥いだりする時に用いる両刃の鉈。全国各地によって違いがあるが、胴金がついているものもある。
竹割れ【たけわれ】
竹の性質。竹の維管束は、竹表皮部分で密度が濃く、内側になるにつれ薄くなります。伐採後も竹は呼吸や収縮をするため、維管束の密度の違いが収縮率の違いとなり強度が限界となると、縦に割れが入る。
参考:竹割れへの挑戦
矯め作業【ためさぎょう】
竹を真っ直ぐに矯正する作業。自然の竹はカーブしていたり、ジグザグに曲がって生えている。油ぬきした後、熱を利用しながら曲がりを「矯め木」という道具を使い真っ直ぐに矯正していく。
溜塗【ためぬり】
表面に透明の漆を塗ったもの。透明の漆を塗る前に色を付けておくと、透けて見える。若干茶色がかっているため、少し落ち着いた色合いに見える。年月とともに透明度が増す。
参考竹製品:
溜塗角夫婦箸
タルキ【たるき】
竹虎の中で呼ばれている虎竹の部材。
角袖垣【つのそでがき】
両柱が真っ直ぐな袖垣。竹垣の定番の形のひとつであり、良く見かけられる。
参考竹製品:
竹垣(虎竹角袖垣)幅90cm
参考竹製品:
竹二段重箱