自然の中で育ったヘルシーで旨味のつまった国産のお肉をご家庭で！
知る人ぞ知る幻の赤身肉の「いわて山形村短角和牛」。国産の赤身肉といえば「短角牛」です。現在の国内流通のわずか１％希少な牛肉。奥行きのある濃厚な味わいの赤身肉が、黒毛和牛の霜降りにも慣れたお客様にも、新しい牛肉の旨みへと誘います。

いわて短角和牛の、ルーツはその昔、旧南部藩時代に沿岸と内陸を結ぶ”塩の道”の物資輸送に使われていた南部牛。「田舎なれども南部の国は、西も東も金の山」−民謡・南部牛追い唄にうたわれるのはこの南部牛のことです。日本短角種（いわて短角和牛）はこの伝統ある南部牛に明治以降輸入されたショートホーン種を交配、品質改良を重ねた末に誕生し、 昭和32年には日本固有の肉専用種として認定されました。
黒毛和種の毛色が真っ黒なのに対し、日本短角種は赤茶色。おなじみ「赤べこ」の愛称で親しまれてきました。おもに岩手や青森・秋田・北海道などで飼育されています。

いわて短角和牛は低脂肪の高タンパク牛肉です。旨味成分であるアミノ酸を豊富に含んでいるので、噛めば噛むほど口の中に美味しさが広がります。
肉質は、脂肪分が少ないヘルシーな赤身肉で、とろけるような霜降りとはまったく違う、かみしめる食感と肉の旨さを味わう牛肉です。
赤身が多いので量を食べても飽きがこない旨味が特徴です。

赤身に含まれるアミノ酸の含有量は黒毛和牛の数倍！
脂肪がつくように育てられた黒毛和牛とは違い、 赤身が多く、脂身はサラサラした口後にのこらない脂肪になります。ですので、年配の方にも好まれる和牛のお肉です。

また、旨味成分の遊離アミノ酸が豊富に含まれていることで、旨味が濃いという特徴もあります。
低カロリー、高タンパク、鉄分・ミネラル豊富なこのお肉は、食感と肉の旨さと肉の旨さを味わう牛肉で、噛むほどに美味しさが広がります。

かつては駿馬の産地として幾多の名馬を育て、現在は「最高級の銘柄牛」を育てる産地としてその栄光が受け継がれています。
澄んだ空気と美味しい水、そして作物がすくすくと育つ肥沃な大地、畜産に適した豊かな大自然が牛を肥らせ、さらに変化に富んだ四季が肉質に独自の味わいを刻み込みます。

岩手県は日本短角種の生産が日本一。
年間約1500頭の子牛が生産され、そのうち1300頭が県内で飼育されています。「いわて短角和牛」は生粋の岩手生まれ、岩手育ちです。

「いわて短角和牛」は、自然交配で生産されています。
冬の間に生まれた子牛は、春から秋にかけて親子で広大な放牧地に放牧され、その後牛舎で出荷まで愛情をこめて育てられています。

いわて短角和牛は暑さ寒さに強い牛で、気象や草地条件などの厳しい自然環境に適応できるよう改良されており、澄んだ空気と水、豊富な牧草に恵まれた広大な草原でのびのびと育てられています。

出産シーズンは２〜４月。選び抜かれた１頭の雄牛と３０〜５０頭の雌牛から自然交配で生まれた仔牛は牛舎で母乳を飲んで新緑の季節を待ちます。そして、５月から１０月にかけて、標高１０００mの高原に放牧。
母牛の母乳と大自然の牧草を食べて育ちます。

たっぷりと運動し、また、無添加のエサを食べてストレス無く健康に育つ、それが安心・安全な短角和牛。自然の中で育った短角和牛は病気に強く、子牛の時から抗生物質の投与を行っていません。
黒毛和牛は人工授精・室内飼育が基本。また、大自然の牧草とは対極の人工的な濃厚飼料が多用されます。
和牛の95％は黒毛和牛です。1％が短角牛で年間700頭しかでない希少な和牛です。草を食べて、自然放牧で、健康に育てる短角牛を、是非一度ご賞味下さい。