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2012/07/08 14:39
トマトは、一つの花の中の雌しべと雄しべの間で受粉・受精が行われる自家受粉植物です。
自然の状態では、風や昆虫による振動があるため、より確実に自家受粉が行われます。
しかし虫が飛来してこない環境や風のあまり吹かない環境では、受粉や受精の率が低くなり、結果として果実のつきが悪くなります。
そこでサカタのタネが開発したのが、
「単為結果性」という性質をもつ大玉トマトのF1新品種『パルト』です。
受粉・受精などを人口的に行われなくても大玉トマトができるのです。
『パルト』は、民間としては単独で初めて開発に成功した単為結果性の大玉トマトです。
現在のトマト生産が抱える諸問題を根本から解決した画期的な品種です。
もちろん家庭菜園でも着果しやすいということはありがたいことです!
王様のトマトについて
サカタのタネが開発した大玉トマト
「ろくさんまる」「マイロック」「麗容(れいよう)」「麗夏(れいか)」「ごほうび」「秀麗(しゅうれい)」、
そして今回発売する『パルト』の7品種は、
樹で十分に赤く熟してから収穫しても肉質がしっかりしていて輸送中の軟化や腐敗が少ないため、
いわゆる赤熟もぎりできる特性をもっています。
これらをサカタのタネでは、統一青果ブランド名「王様トマト」で出荷できる品種として販売しています。
味も王様だということですね!
当店でも2013年4月より苗を販売予定です。
予約は2013年年始より行って参ります。
ご予約お待ちしております!
最終更新:2012/07/08 14:39