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2012/05/31 15:12
クレマチスの育て方
クレマチスの管理を簡単にご紹介
★植え付けについて
植えつける用土
赤玉土4:鹿沼土3:完熟腐葉土3
または市販の培養土。
元肥に有機質系の固形肥料、または有機肥料を与えます。
株元の1から2節を地中に埋めるように深植えします。
※立ち枯れ病予防の効果と、株立ちを促します。
苗はの2から3年生苗がおすすめ!
初心者でも、安心して育てられます。
すぐに庭植えや、大鉢への植え替えがOK!
株元を半日陰に
半日以上日が当たり、風通しのよい場所に植えたり、置いたりしてください。
鉢植えは直接雨に当たらない場所に置いてください。
また、地温の上昇は株を弱らせます。葉には日光が当たり、
株元には直射日光が当たりにくい環境を整えると、生育がよくなります。
ただし、株元の植栽は、クレマチスを圧迫しすぎるものは避けます。
★生長期(開花期)の手入れ
3月、芽が大きくなる前に、有機質系の固形肥料、もしくは有機肥料を与えます。
水は表土が乾いたら、たっぷり与えます。
※「庭植え」は、夏の極度の乾燥時以外、基本的に必要ありません。
フェンスなど平面的なものでは、S字を描くように、
オベリスクなど立体的なものでは、らせんを描くように誘引します。
病害虫風通しをよくすることが予防策になります。
梅雨時はうどんこ病などの病気や、害虫が発生しやすいので、
ハンドスプレー形の手軽な薬剤などで適宜対処しましょう。
花後に剪定と追肥を行うと、再度花が楽しめます。
★剪定のポイント
花後の剪定:
今年伸びた枝の半分の位置で剪定します。
休眠期の剪定:
枝先から下に向かい芽を確認し、ふくらんだ芽を残すよう、
芽が動いていない枝を剪定します。
ハサミを入れるのは節と節の間です。
弱剪定の系統:
芽がついて充実した枝を残し、枯れ枝を整理する程度に剪定します。
強剪定の系統:
地際から30cm程度で剪定します。
★冬の管理について
11月から2月の間に、油かすや骨粉などリン酸、カリ分を含む有機質系の肥料を与えます。
鉢の表土が白っぽく乾いたら、暖かい日の日中に与えます。
地上部が枯れて枝がほとんどなくなる品種も、乾き具合のチェックを忘れずに。
庭植えの場合は基本的に必要ありません。
鉢植えは地温が上がりにくいので、北風の当たらない場所へ置きます。
ただし、耐寒性のない品種以外は、室内に取り込む必要はありません。
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最終更新:2015/09/04 17:51