紫外線対策で健康的なスポーツライフを!



皆さん、紫外線対策はしていますか?
特に男性の方は、日焼け対策に対して抵抗感を持つ方もいるかもしれません。しかし、近年の環境変化による紫外線の増加に加え、最近ではパフォーマンスを維持するために日焼け止めを使用するトップアスリートも増え、紫外線対策への意識が高まっています。


紫外線は3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えます。しっかりと対策をして、屋外スポーツを存分に楽しみましょう。



紫外線とは?


紫外線(UV:Ultraviolet rays)は、太陽から放射される電磁波の一種です。人間の目には見えませんが、3つの異なる波長があり、それぞれが異なる特性と影響を持ちます。


1. UVA (長波長紫外線)

波長が320~400nm。地表に届く紫外線の中で最も多く、肌の深部にまで浸透します。長時間の曝露で皮膚の老化やシワの原因となります。


2. UVB (中波長紫外線)

波長が280~320nm。肌の表面に影響を与え、日焼けや皮膚がんの主な原因となります。


3. UVC (短波長紫外線)

波長が100~280nm。通常はオゾン層によって吸収されるため、地表にはほとんど到達しません。




紫外線がもたらす悪影響


紫外線に長時間さらされると、さまざまな健康への悪影響があります。主な影響には以下のようなものがあります。


皮膚への影響

- 日焼け

短期間で大量のUVB (中波長紫外線) にさらされると、肌が赤くなり、やけどのような状態になります。

- 皮膚がん

長期的に紫外線にさらされると、皮膚がん(特にメラノーマ、基底細胞がん、扁平上皮がん)のリスクが高まります。

- 皮膚の老化

UVA(長波長紫外線)による長期的な影響で、シワやたるみ、色素沈着など、光老化と呼ばれる皮膚の老化現象が進行します。


目への影響

- 白内障

紫外線は水晶体にダメージを与え、白内障の発症リスクを高めます。

- 角膜炎・結膜炎

強い紫外線にさらされると、角膜や結膜に炎症が起こることがあります。いわゆる「雪目」とも呼ばれます。


免疫系への影響

紫外線は免疫系にも影響を与え、一部の免疫反応を抑制することが知られています。これにより、感染症や皮膚病のリスクが増えることがあります。


スポーツにおける紫外線対策


日本で紫外線が最も強い時期は5月から7月にかけて。紫外線が最も強い時間帯は午前10時から午後2時の間です。
さらに、国内では南に位置するほど紫外線量が多くなります。一般的に標高が高いほど紫外線量が多くなるため、高地トレーニングやトレイルランニングは要注意です。


また、地表面の種類によっても紫外線の反射率が異なります。


  • - 天然芝:2〜5%
  • - 人工芝:5〜10%
  • - アスファルト:4〜9%
  • - 水面:5〜10%(垂直入射時)、最大約25〜30%
  • - 雪面:80〜90%


このように、スポーツをする時期、環境、時間帯によって紫外線量が異なります。効率よく紫外線対策を行うことが重要です。


紫外線対策のポイント



スポーツに適した日焼け止めの選び方


では、具体的にどのような紫外線対策をしていくのがいいでしょうか。対策として真っ先に思い浮かぶのは「日焼け止め」ではないでしょうか。最近では、男性の使用も増えてきています。
スポーツをする際には、汗や水に強い日焼け止めを選ぶことが重要です。特に以下のポイントに注目して選んでください。


SPFとPAについて

- SPF(Sun Protection Factor)

SPFは主にUVB (中波長紫外線) を防ぐ効果を示す指標です。SPF値が高いほど、UVBを防ぐ時間と効果が高まります。スポーツをする際は、SPF30以上の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。


例:SPF30はUVBを約97%カット、SPF50は約98%カットします。


- PA(Protection Grade of UVA)

PAはUVA (長波長紫外線) を防ぐ効果を示します。+(プラス)の数が多いほど、UVAに対する防御効果が高くなります。PA+++以上の日焼け止めを選ぶことをおすすめします。

例:PA++は「やや効果がある」、PA+++は「非常に効果がある」、PA++++は「極めて効果がある」とされています。


その他のポイント

- ウォータープルーフ・スウェットプルーフ
汗や水に強いウォータープルーフやスウェットプルーフの日焼け止めを選びましょう。これにより、スポーツ中に日焼け止めが落ちにくくなります。


- 軽量でべたつかない
スポーツをする際には、軽量でべたつかないテクスチャーの日焼け止めが快適です。ジェルタイプやスプレータイプが特におすすめです。


- 再塗布のしやすさ
長時間屋外で過ごす場合、2〜3時間おきに日焼け止めを再塗布する必要があります。持ち運びやすく、再塗布しやすいタイプを選びましょう。



適切なアイテムを身に着ける


一見、衣類で覆われた箇所は日焼けしないと思われがちですが、実際には紫外線は布を透過します。紫外線から肌を保護するためには、UPF(Ultraviolet Protection Factor)という指標に注目することが重要です。UPF値が高いほど、紫外線を防ぐ効果が高くなります。


さらに、衣類の色も紫外線の防御効果に影響を与えます。黒や濃紺などの濃い色は紫外線を吸収し、透過しにくいのに対し、白やパステルカラーのような明るい色は紫外線を通しやすくなります。


紫外線の強い時期には、UPF値が高く、濃い色のアイテムを選ぶことで、効果的に肌を保護しましょう。カッコ良さと機能性を兼ね備えたアイテムを身に着けることで、スタイリッシュに紫外線対策ができます。


R×LでもUPF値の高いものを多数取り揃えております。

UPF50+(最高値)

夏の太陽光の下で、皮膚が赤くなりはじめる時間を約50倍以上遅らせてくれるという数値です。


①アームカバー

これからの時期は半袖でスポーツしたいものです。
そんな要望に応えてくれるのがアームカバーです。各メーカーから色々なタイプが出ていますが、腕に合わずにズレ落ちてしまうものもあるので購入時は注意が必要です。
RxLではストレスのない圧倒的なフィット感を実現しカッティングによるサイズ調整も可能な完全無縫製のシームレスアームカバーや最高品質のメリノウールを主素材に使用したメリノウール アームウォーマーを販売しています。



>>>アームカバー一覧<<<


②フェイスカバー

スポーツではまだあまり見かけませんが、ロードバイクに乗る人には多く使われています。

目の下から首まで覆うタイプでこれの特徴は、首の後側も日焼けから守ってくれる事。

首お後側は油断すると日焼けで痛い事になりやすい部位だけに男女問わず使うと日除けだけでなく体力の消耗に大きく貢献しますのでぜひ一度使ってみて下さい。



>>>フェイスカバー UPF50+(ユニセックス) RLA9101<<<


③バイクグローブ

手の甲も当然日焼けをします。時計を付けていると時計の型が付いてしまうように、手の甲だけ焼けしてしまうのを避けたい場合は手袋もしましょう。上記に紹介したアームカーバーで手の甲もカバーできるタイプもあります。
R×Lのバイクグローブ・Fitシリーズは素手感覚でBIKEと手が一体化するグローブ。紫外線99%カット、日差し対策、日焼け対策の強い味方です。
指の日焼けも気にされる方はフルフィンガータイプのグローブを着用することがオススメです。



>>>FIT バイクグローブ一覧<<<

メリノウール

意外と知られていませんが、メリノウールは紫外線に強い自然素材です。
その繊維構造には、紫外線を吸収する色素が含まれており、日焼けや色あせを防ぎます。
また、メリノウールの繊維は、太陽光の影響を受けても劣化しにくく、長期間の使用に耐えます。
素材の編み方や厚み、色合いなどによっても異なりますが、メリノはUPF30程度(綿やポリはUPF10程度)と言われています。



>>>メリノウールシャツ一覧<<<

その他

RxLでは他にもキャップやリストバンドなど日焼け対策に効果的なアイテムがございます。



①ランニングキャップ

直射日光を避けるべく設置された大きなツバが特徴のランニングキャップ。
その他にも、日差しを目から守るサングラス用ホルダー、ムレ対策に効果的な額部ベンチレーション、急な雨にも対応できる撥水生地などランナーには嬉しい機能が十分に備わっております。


>>>ランニングキャップ RNA9001<<<


②リスト&レッグ バンド

運動時の汗拭き取りの役割はもちろんのこと、日焼け防止のアイテムとしても効果的です。
中途半端に焼けて欲しくないシャツと手袋の間やソックスとロングスパッツの間など腕部分や脚部分における日焼け防止として活用することができます。




>>>リスト&レッグ バンド TWL-81<<<