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今回のスタイリングシーンは、ダイニングエリア。
ダイニングは、家族、それに大切な友人やお客さまを招いて、みんなが集まって楽しむ、かけ替えのないスペース。
特に友人を招いて一緒に食卓の時間を過ごすことは、とても豊かな思い出として記憶に残ります。
招く方は、人数に合わせた家具の配置、それにお気に入りの食器、大好きな料理など、たくさんのことを考えて準備をします。
そんな充実したお家での時間の過ごし方を楽しんでいただけたらと思い、今回のスタイリング・コーディネートをご紹介していきます。
まずは、食卓を彩る食器から。お気に入りの食器から選んだのは「エイシェントポタリー」。
色は、料理の見栄えが特に映えるグレーカラーをメインに、ホワイトとの組み合わせで爽やかな印象のテーブルコーディネートに仕上げました。
エイシェントポタリーは、一点一点が手作業による絶妙な風合いが魅力の器。
タイプは、オーバル、平皿、角形ボウルの3種を揃えて、器の見た目も楽しみながら食事の時間を過ごすことができます。
オーバルタイプには、メインとなるパスタとバケットを。平皿には、サイドディッシュとしてのサラダにちょうどいいサイズ感。
角形ボウルは、冷製のクラムチャウダースープで季節感を演出。どのタイプも盛り付ける料理で、素敵なテーブルコーディネートに仕上がります。
ダイニングテーブルは、座る場所を選ばずとも、おのずと視線が中央に集まるように円形に縮めた、オリジナルプロダクトのfolk伸縮式ダイニングテーブルを。
円形のダイニングテーブルは、正方形、長方形などの四角形タイプと比較して使い勝手がいいのが嬉しいポイント。
食卓に集まるみんなが、自然とコミュニケーションをとることができるという利点が生まれます。
他にも限られた空間でも圧迫感が出ないように、オープンタイプのオリジナルユニットシェルフR.U.Sの2mサイズをコーディネート。
オープンタイプは、圧迫感を軽減するとともに、見せるディスプレイをしてお気に入りの空間に作り上げることができます。
そこには、スモールサイズのヤコブソンランプ、リフレッシュタイムに使うコーヒーアイテム。
それに空間を音で彩ってくれる、チボリのオーディオ。休日に骨董市で集めてきた、お気に入りのヴィンテージアイテムなど。
また観葉植物のグリーンをインテリアと、バルコニーに取り入れると、さらに癒しを感じられる爽やかな空間演出で、リラックスタイムが充実します。
どこを見ても、お気に入りのものばかり。そんな空間で過ごす時間もまた、外食では味わえないお家だからこその魅力だと思います。
お家での時間を過ごすことが多くなったこの頃。自宅での時間の過ごし方を見直したいという方に、ご参考にしていただけたら幸いです。
きっと大切な人との距離感がグッと縮まって、素敵なコミュニティがさらに深まりそうです。
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