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日本は、全国的に蛍光灯(白い光)を使用したご家庭が、海外(とくに北欧)に比べて圧倒的に多いと言われています。
飛行機の離着陸のときに日本を空から見ると、街が全体的に白く見えるようです。
昼白色の場合、明瞭性が高く勉強や仕事などをする場合には快適な空間になるけれど、癒しの場である自宅に帰ってきて、昼白色だとちょっと寒々しく寂しい印象になってしまいます。
人は、寒色系よりも暖色系の空間の方が、リラックス効果が高く得られます。
例えば、ホテルやバーなどを思い浮かべてみてください。
ちょっと薄暗くて、温かい光が気持ちを落ち着かせてくれて、自ずとリラックスモードになります。
それを自宅でも、試してみるとより豊かなライフスタイルを楽しむことができるはず。
そこで今回のスタイリングブックでは、お部屋をリラックスできる空間にするために、電球色照明を重層的に重ねることで、お部屋の雰囲気が深みのある仕上がりになるコーディネートをご紹介します。
シュチュエーションは、「仕事終わりの仲間たちとのひととき」。
照明の多灯づかいのポイントは、メインとなるダイニングやリビング上の照明の他に、サブとなる照明を1~2つほど増やします。
増やす照明タイプは、フロアランプや、テーブルランプです。
照明を多灯にすることで、やわらかな灯りが広がりつつ重層的に重なるので、空間に深みが出てリラックス効果を高める演出に。
「 照明の多灯づかいで重層的な灯りの空間演出 」リラックス空間を求めている方は、ぜひ試してみてください。
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