寒くなると響く音楽。

一年を通して聞いているわけではないのに、気温が下がり始めるとどこからか聞こえてくる不思議な曲。

自分にとってそれは「back number」の音楽です。

中学、高校の時に出会った音楽はなぜ忘れないんでしょうか。
好きで新曲をチェックしているわけでもなく、コンサートに行くこともない、正直なところ有名な3.4曲しか知らないのです…
それでも11月の寒くなり始めた頃から12月末頃までの超限定的な期間に、どこからか彼らの音楽が聴こえてくるんです。
スーパーの店内BGMで耳にした時なんて一日中脳内でリピート再生されてしまいます。
春や夏に聞いても全く響かないのが本当に不思議です。

自分たちの世代では冬に避けて通ることができないほど、街の至る所から聴こえてきたback numberの奏でる音楽は、当時の冬を思い出させるのかもしれません。

皆様にもそんな音楽はありますか?
ぜひ店頭で教えてください!

ちょうど彼らの音楽が響き始めた師走の頃の第七話、よろしくお願いします!

2023.12.15 fri

第七話、ヒロイン

聖夜の訪れを告げる音色が月冴ゆる街に響く頃、西梅田のオルガン広場に100色の滝が注ぎ込む。
(Emmanuelle Moureaux/エマニュエル・ムホー)

白い空から落ちてきた雪は、放たれた吐息と一緒に少し残って寂しそうに消えていく。
美しく力強い神秘的な3次元のモアレに導かれるかのように上階へ。

おや…?

カシミヤ×シルクを使用した極上のハイゲージニット。
文字通りふんわりとしたエアリーな生地感に、シルクの滑らかさをプラスした優しい肌触り。

メランジ感のある上品でなんとも言えない発色でありながら、カットソー感覚で着用できるリッチなクルーネック。

カシミヤ×ウールが作り上げる綺麗な発色。
少し緩めのサイズを選んで下にカットソーを着てスポーティーに、ジャストサイズを選んでジャケットのインナー用にと幅広く着回せそうだ。

6色展開はlatino shopだけの限定品。
プレーンなデザインに上質素材の組み合わせはギフトにもピッタリだ。

キャメルを贅沢に使用したミドルゲージのニットパーカー。
今シーズンのカタログではジャケットやコートのインナーに合わせてエレガントなスポーツミックススタイルが提案されていた。

メランジ感のある色使いに、キャメル特有の軽く滑らかな柔らかさと保温性は、大人のカジュアルスタイルには打って付け。
差し色に使いたくなる色展開で、これも贈り物の有力候補だ。

ジャケットやコートにとどまらず、シャツやネクタイなども充実している。

上質なネクタイは何本あってもいい。
こんな素敵なプレゼントをされたらたまらないだろう。

シーズナブルなウールタイは締めやすく、ノットが綺麗にまとまるようコシを強めた別注仕様。

深く織り込まれた三つ折りの贅沢な表地と、ハンドメイドで作られたふんわりとした立体感のある表情は一級品の証。

贈り物は自分で選ばないような品に挑戦するきっかけをくれる。
まるで辺りがほとんど白く染まり、散らかっていたことさえ忘れてしまいそうなように。

おや…?

お向かいのringにもギフトにピッタリな一品が。
シーアイランドコットンを使用した、滑らかで肌触りの良い上質なソックスは貰って嬉しいギフトの大定番。

国内では初となるJOHN SMEDLEYのソックスへの別注品は、特製ネーム入り巾着袋が特別感を演出してくれている。

自身が価値ある存在になるためのチケットを扱うレディースショップ「biglietta(ビリエッタ)」にも立ち寄った。

紳士服では見かけないフェミニンなデザインや綺麗な色は新鮮で感性が魅了される。

オンオフ問わないシンプルなリブソックスは汎用性もバッチリ。
バイカラーの別注ソックスはbiglietta&ring共同企画で、レディースサイズはXXS,XSから選べるようだ。

渡し方も分からず怯えなくて済むように、素敵なラッピングサービスも受け付けてくれるらしい。

今年も白い雪が降った時、誰に会いたくなるのだろう?
どんな映画や小説、音楽、見慣れたはずの街でさえも新鮮に輝かせるキャンドルナイトに見送られながら帰路についた。

暖かさはないが、自分と向き合うための場所はいつも変わらずに迎えてくれているようだ。

この度オンラインサイトにて新しいコンテンツを始めさせていただきましたring大阪の黒澤芽瑠(くろさわ める)と申します。皆様からは「めるる」と呼ばれています。 2022/9/23にリニューアルいたしました世界に一つのStileLatino常設POPUP店舗にて、僭越ながら担当として抜擢していただきました!
お立ち寄りの際はお気軽に「めるる」と呼んでください。

このコンテンツではSTILE LATINOの魅力をお客様へ存分にお伝えするには、自らがより深く当ブランドを理解することが必須であると考え、多くの製品に触れ、いずれは直接ナポリの工房に赴き、ものづくりの過程を現地視察することを目標とする人物が遠路途中で訪れる『寄り道』をテーマにお届け致します。

ringからStile Latinoを盛り上げる事を目標に掲げ、 この機会が少しでもその力添えになればと考えております。目的地であるナポリの工房まで、お付き合いよろしくお願い申し上げます!!


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