人間だけが神を持つ。
今を超える力、可能性という内なる神を。  -カーディアス・ビスト-



先日弊社オンライン担当、YouTubeチャンネル「guji network」ではプロデューサーを務める「気になる」の人、西出Pのブログにて当コンテンツをご紹介に預かりました!

ナポリの工房を直接訪れることを目標に掲げ、お客様のみならず社内にも人知れず意思をアピールしております当コンテンツですが、web媒体としてオンラインチームの協力は不可欠です。
話の構成から撮影場所、時間帯なども細かくこだわって作成しているほか、web漫画のような読み物にしたいという意向から弊社のコンテンツでは唯一、ページ内自動スライダーを採用していることもあり、担当の猿渡Dに負担をかけてしまっています…

ご協力いただいてるスタッフ、応援してくださる方々のためにも必ず目的地に辿り着くため、「より道」をしながらも「永遠の迷い道」にするわけにはいきません。

「人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに、年老いていくのだと思います。」
西出Pのブログにはアントニオ猪木さんの言葉が綴られていました。

今の自分には、歩みを止めた時に残るものは何もありません。
誰にでも挑戦の機会が訪れるわけではありませんが、自らで欲しない限り可能性もない。
多くの人たちに支えられた縁でこの場所に居ることに感謝し、少しでも恩返しをしようとするなら現状に満足して立ち止まることに意味はない。努力の「過程」は見られているかも知れませんが、評価されるのは何を成し得たかという「結果」だけ。
今を超える力、可能性を手にするためにも挑戦を諦めるわけにはいかないのです。

西出Pのブログが公開されるまでは「スポーツの秋、食欲の秋」をテーマに軽〜く前書きを書き終えていましたが〆切間際に急遽変更…
運動と食事についてはまたいつかの機会に。

このコンテンツの目標は続けることではなく最終回を迎えること。
目標の地でその日が迎えられるようにこれからも頑張ります!

それでは第六話、よろしくお願いします!

2023.11.24 fri

第六話、向寒の外套探し

心地良かったはずの風がいつの間にか冷たい棘に変わる頃、西梅田の都市広場が優しく出迎えてくれる。カシミヤジャケットにタートルネックが過ごしやすいと感じるようになったのはいつからだろう。

おや…?

霜の声が聞こえる前に冬構えを済ませておかなくては。

山茶花が顔を覗かせ始めた季節の羽衣。
冷たい空気を払拭するかのような情熱的なバッファローチェックにも挑戦してみたい。

カシミア100%の最高級トレンチ。
高級素材もピンキリだが、触れた瞬間に間違いなくトップクオリティであると確信する肌触り。
ダークブラウンの落ち着いた発色も上品だ。

こちらもカシミア100%
ハンギングされている時の硬派な見た目とは裏腹に、触れるもの全てを魅了する滑らかで柔らかなタッチは贅沢そのもの。

ダブルブレストの6つボタン、フラップポケット仕様というドレスコートに極上素材の組み合わせ。
ミディアムグレーとネイビーが織りなすグレンチェックは、シックでありながらも少しモダンな佇まいなエクスクルーシブファブリック。

オンリーワンの限定生地だけにとどまらず、最高級の仕立てが生み出す着心地もSTILE LATINOの魅力。その圧倒的なクオリティはぜひ袖を通して体感していただきたい。

いいじゃないか。
長めの着丈とダブルブレストの身幅にたっぷりと取られた生地がエレガントなドレープを生む。
ドレススタイルには勿論、デニムなどのカジュアルにも合わせられる振り幅の広さがある。

ポケットだけでなく袖とも調和する、息を呑むほど完璧な柄合わせ。
裁断機を使わずに一着ずつ手作業で生地を断つことで実現する最高品質だ。

カシミアにも勝るとも劣らない肌触りのキャメル100%チェスター。
ややダークトーンのキャメルカラーが仄かにモダンでクラス感のあるエレガントな佇まい。

キャメルコートにパープルとグレーを差した艶感のあるスタイルは、色を拾いながらもトーンをずらした大判ストールがアクセント。チェスターコートは普遍的なディティールが汎用性を高め、スタイリングを上品にまとめてくれる冬アウターの大定番だ。

北風を凌ぎ不香の花をも楽しみに変える紳士の冬構えが各地で出番を待っている。
REAL CLOTHINGをテーマに、本物だけが持つ品格と色気、情熱を世界中から集めた ringのアウター達とも比較してみよう。

言わずと知れたINVERTERE(インバーティア)の名品ダッフル。
イギリスの名門ファブリック“Joshua Ellis(ジョシュア エリス)”のピュアラムズウールのヘリンボーン生地は幾多の服好きをも魅了する。

クラシカルな雰囲気を保ちながらも現代的にアップデートされたフィッティング。
本水牛のトグルボタンや上質なレザー紐に丁寧な縫製が加わった抜かりのない品質、上質な生地がその魅力に呼応するかのようにお互いが高め合っている不朽の名作だ。

続いてベーシックなアイテムをベースにクラシックからモードまで幅広くバリエーションするguj。
今年はコートが豊作だ。

クラシックなゴム引きコットンを使用したバルカラーコートが目を引いた。
何とも言えないニュアンスカラーも魅力的だ。

トラディショナルとモードの要素がクロスオーバーした快作。
雨風を完璧に遮る折り紙つきの実用性を自由な発想で楽しむのも悪くない。

非常に悩ましい…

今年の気分を味わうもよし、重宝する定番を選ぶもよし、一人一人好みが違うようにそれぞれの良さがある。せっかくの雪月花の夜に、お家で冬籠りをするのはあまりに惜しい。

今回ご紹介したアイテム

この度オンラインサイトにて新しいコンテンツを始めさせていただきましたring大阪の黒澤芽瑠(くろさわ める)と申します。皆様からは「めるる」と呼ばれています。 2022/9/23にリニューアルいたしました世界に一つのStileLatino常設POPUP店舗にて、僭越ながら担当として抜擢していただきました!
お立ち寄りの際はお気軽に「めるる」と呼んでください。

このコンテンツではSTILE LATINOの魅力をお客様へ存分にお伝えするには、自らがより深く当ブランドを理解することが必須であると考え、多くの製品に触れ、いずれは直接ナポリの工房に赴き、ものづくりの過程を現地視察することを目標とする人物が遠路途中で訪れる『寄り道』をテーマにお届け致します。

ringからStile Latinoを盛り上げる事を目標に掲げ、 この機会が少しでもその力添えになればと考えております。目的地であるナポリの工房まで、お付き合いよろしくお願い申し上げます!!


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めるの寄り道
〜STILE LATINOファクトリーへの軌跡〜

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