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2013/12/03 09:43
こんにちは。
「オレンジヒール リペアセンター」の西尾です。
12月に入り、東京でも朝晩の冷え込みが大分厳しくなり、同時にブーツが
活躍する季節になりました。
パンプスは春まで出番待ち・・・という方も
多いかと思いますが、しまう前に忘れずかかとをチェック!
減っていたら、このタイミングで直しましょう。
そこで本日は、婦人靴のかかとの材料について少し。
オレンジヒール リペアセンターで使用している材料は素材別に分けて3種類あります。
↓ まず1つ目がこちら ↓ 「ウレタン素材 ピンリフト」です。
これは、主にピンヒールに使用します。
ご覧の通り、真ん中に芯があります。それをヒールに差し込んで修理いたします。
↓そして2つ目↓ 「ゴム素材」です。
<ゴム素材> 左:ブラック 右:ブラウン
かかとの大きさに合わせてカットして使用します。
小さく「vibram」(ビブラム)のロゴが入っているのがお分かり頂けますでしょうか?
はい。やはり婦人かかともビブラムブランドの材料を使っています!
ゴム素材は、主にヒールの面積が広い場合に使用します。
すぐ下の「ウレタン素材」に比べ、柔らかい素材の為、すべりにくく、
また、カツカツという音が鳴りにくいという特長があります。
欠点は逆に柔らかいため、減りが早いという点です。
↓3つ目↓ 「ウレタン素材」です。
<ウレタン素材> 左:ブラック 右:ブラウン
こちらもビブラムブランドです。
ウレタン素材は、主にピンヒールほどではなくても、ヒール部の面積が小さい場合(3cm×3cm以内)に
使用します。
上の「ゴム素材」に比べ、硬い素材のため、減りにくく持ちがよいというのが特長です。
欠点はやや滑りやすい、音がしやすいという点です。
おまかせでご指定頂いた際には、職人が最適なものをセレクトして、修理させて頂きますが、
ご要望がある場合はぜひ備考欄にて、お知らせ下さい。
「なるべく減らないで持ちがよいものを!」
「足当たりがやわらかい方が助かる・・・」
「できるだけ滑りにくいものをつけて欲しい」
ご相談の上、ご要望に合った素材で、丁寧に修理させて頂きます。
ご注文方法がよく分からない場合は、気軽にお問合せ下さい。
お困りのことや掲載されていない修理に関するご質問、ご相談も随時お受けして
おりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。
※ お問い合わせ先 rc-orange-heal@shop.rakuten.co.jp
最終更新:2015/10/14 15:54