第七章-瞑想|ラファエル

 誰でも取り組みやすい瞑想法として、呼吸に集中する瞑想法をご紹介いたします。これは意識をすべて呼吸に集中させることで雑念を追い払い、意識を深めて心をクリアにするという方法です。正式には正座や座禅式の足組み(結跏趺坐)をしますが、慣れないうちは足がしびれて集中が妨げられるので、初心者の方は椅子に座って瞑想をされることをおすすめします。

1.セージの葉に火を付け、葉に火がついたらすぐに消火します。 火を消したセージの葉から立ち上る残煙で部屋の浄化を行います。 煙での浄化は10秒程度で十分です。 ローズマリー、ユーカリ、ミント、レモンなど、甘すぎない香りのアロマを焚き、ヨーガやストレッチ等で、体をリラックスさせてから椅子に座ります。

2.背筋をしゃんと伸ばします。頭頂から天に向かって糸が伸びていて、 天に引っ張り上げられている様子をイメージしてください。

3.目は半眼(完全には閉じない)、片方の小鼻を人差し指で押さえて、 片鼻からゆっくりゆっくり少しずつ息を吸っていきます。 完全に吸いきったら、今度は片鼻から細く長くゆっくりと息を吐きます。お腹がぺちゃんこになるまで息を吐き切ってください。

4.息を吐き切った状態で数字を3まで数え、 その後、今度はもう一方の小鼻を人差し指で押さえて、残りの片鼻からゆっくりゆっくり少しずつ息を吸っていきます。

5.そのままゆっくりゆっくりと片鼻から息を吸い、すべて吸い切ったら、その状態で再びお腹がぺちゃんこになるまで、今度は片鼻から息を細く長くゆっくり吐き切ります。

6.4と5を繰り返します。15分間続けます。(慣れてきたら20分間、30分間と少しずつ時間を延ばしてください。)

7.瞑想を終える時には数回深呼吸をし、両手の平を握って力を入れ、意識を覚醒させます。

以上が簡単な瞑想法です。
瞑想は奥が深く、古代よりさまざまな瞑想法が存在します。
最近は瞑想に関する書籍がたくさん出版されておりますし、瞑想法を教える教室もインターネット等で検索できますので、ご興味がおありの方はそれらをご利用なさってみてくださいませ。 

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