ジュエリーは、直接肌に身につけるため、汗や、体の汚れ、化粧品類などの汚れの付着は避けては通れません。
ジュエリーと長く付き合うためには、日頃のケアや、扱い方が大切です。
このページではジュエリーの取り扱いやお手入れの基本をご紹介します。
ジュエリーは日常のケアを十分に行なえば美しさを永遠に保ちつづけてくれます。
大切なジュエリーですから一生ご愛用いただきたいものです。
【お取り扱いの注意】
ジュエリーは、大変デリケ-トな為、ご使用にあたりましては下記の点にご注意下さい。
・お化粧品、スプレーの付着をお避け下さい。
・ジュエリーを着けたままでの入浴・スポーツ・サウナなどは厳禁です。
・お洋服を着た最後にジュエリーを着用し、お洋服を脱ぐ前にジュエリーをはずしてください。ジュエリーを身につけたままでのお洋服の着脱はおやめください。
・ジュエリーは華奢で壊れやすいものです。投げたり乱暴な扱いはご遠慮下さい。思わぬ破損やケガをする場合がございます。
・造形表現の都合上、やむを得ずとがった箇所がある場合がございます。取り扱いにはくれぐれもご注意下さい。使用中に衣服やバッグ類へ引っかかる可能性がございます。その場合は無理に引っ張らずゆっくりと取り外す様にして下さい。
・なめたり、口の中に入れたりは絶対にしないで下さい。
・お子様やペットのお手の届かないところに保管下さい。
・目的以外の用途に使用しないで下さい。
・ジュエリーを専用の袋などに入れず、そのままバックなどに入れることは破損の原因になります。
普段のお手入れ ゴールドジュエリー
ゴールドは変わらない美しい輝きを持ち、錆びにくく朽ちたりしないので、古くから工芸品やジュエリーとして利用されてきました。
シルバージュエリーと比べメンテナンスも比較的容易です。
宝石がついているものは宝石をキズつけないよう注意しましょう。
【ゴールド製品の特徴とお取り扱い】
ゴールド製品はシルバーほどではありませんが、汗・脂などに弱く、くすみが出ます。
純度が高いものほどキズがつきやすいので、使用後には柔らかい布で優しく埃や汚れを落とし、密閉出来る容器に保管下さい。
汚れやくすみがひどい時は市販のゴールドクリーナーを使った後、ぬるま湯でよく水洗いし、日陰でよく乾かして仕上げに清浄な柔らかい布で磨き上げて下さい。
ご家庭でも簡単にできます!ゴールドジュエリーのクリーニング
- 中性洗剤を入れたぬるま湯につけて、柔らかいブラシで軽くこすります。リングの裏側やチェーンの隙間も気を配って磨いてください。
- 次に必ず真水につけてすすぎます。
- 最後に柔らかい布で水分をきれいに拭き取ります。
(※オパール、珊瑚、エメラルド、真珠、カメオ、琥珀、トルコ石等がセットされた製品はお避け下さい)
普段のお手入れ シルバージュエリー
シルバーは白く美しい光沢と加工のしやすさにより、古くからジュエリーに適した素材として愛されてきました。
シルバーにはその優位性とともに、細かな傷がつきやすい・表面に変色が起きる等のデリケートな性質がございますので、やさしく丁寧にお取り扱いください。
【シルバー製品の特徴とお取り扱い】
シルバー製品は銀自体が空気中に含まれる水分、塩素(汗・海水塩分・カルキ)・硫黄等と化学反応を起こし、硫化(酸化)して光沢のある表面がだんだん黒ずんできます。
塩素は、水道水の中のカルキや食塩、海水中の塩分、塩素系漂白剤や汗の中にも含まれています。
ですので、洗い物や入浴・水泳・スポーツをする時はシルバー製品は外し、もし汗などの塩分がついたときは、よく水洗いして水分をしっかり拭き取り、柔らかい布で磨きましょう。
【シルバー製品の日常のお手入れについて】
シルバー製品は何もせずに空気に晒しておくと表面が黒くくすんできます。
黒くくすんだ部分と磨かれた白い部分のコントラストがシルバー製品ならではの『味』とも言えるのですが、シルバーならではの輝きをながく楽しみたい場合には、保管時に以下のようなことに注意しましょう。
① 着用した後は、眼鏡拭きのような柔らかく清潔な布で汚れをふき取ってください。
② 保管の際は、密閉できる容器や、ジップ付のビニール袋などに入れて、出来るだけ空気に触れないようにしておくと硫化による黒ずみを防ぎ、輝きを保つ事が出来ます。
黒くくすんだシルバーをきれいにする!
黒ずみを奇麗にしたい時は、市販の「シルバー洗浄液」で黒ずみを溶かしたり、「研磨剤入りシルバー専用クロス」で磨くことにより輝きが復活します。是非お試しください。
※わざと黒くいぶされているものは、洗浄液に浸すと黒いいぶしの皮膜まではがれてしまいます。ご注意下さい。