和室の砂壁や繊維壁は、古くなると表面の砂や繊維がポロポロと剥がれ落ちて掃除が大変だったり、雨シミやタバコのヤニといった汚れでなんとなく薄汚れた感じになってしまいます。
そんな和室の壁面をペイントでリフォームするという方法はいかがでしょうか! 砂壁や繊維壁自体がそれ程傷んでいなければ剥がさずにその上から塗装することができますのでお手軽にリフォームするには最適です。
それでは和室壁にはどのような塗料を塗ったらよいのでしょうか?
和室壁にはどんな塗料でもよいわけではありません。
和室壁に塗れる代表的な塗料をご紹介いたします。
※上記の塗料は専用下塗り塗料をご使用後にご使用ください。
砂壁や繊維壁に塗装する場合は下地を固めることができる下塗り剤 (専用シーラー)が必要です。 直に上塗り塗料を塗ったり普通のシーラーを塗ると、水分で砂壁や 繊維壁がはがれてしまいます。
和室でアクセントとなるのが木部の部分。
経年劣化で焼けてしまった木部を美しくしたいなら木目を生かすステイン系塗料がおすすめです。
木部のアクを取りには専用アク取り剤があります。 アク取りした後に木部塗装して頂く事で、より綺麗に仕上げたい場合はお勧めいたします。
塗装順序を簡単なステップでご紹介いたします。
塗装する部屋の面積を 計算して必要な塗料の量を確認します。 | ||
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一般的なトイレ(半坪) 壁面積(約10m2) 天井面積(約2m2) |
一般的な洗面所(1坪) 壁面積(約18m2) 天井面積(約4m2) |
6畳間(3坪) 壁面積(約28m2) 天井面積(約10m2) |
8畳間(4坪) 壁面積(約35m2) 天井面積(約14m2) |
10畳間(5坪) 壁面積(約42m2) 天井面積(約18m2) |
12畳間(6坪) 壁面積(約40m2) 天井面積(約20m2) |
※上記の壁・天井面積は、窓やドアなどの開口部の面積を引いていない標準的な間取りです。あくまでも目安としてご利用ください。塗らない開口部などは引いて計算してください。
※塗装しない個所(窓・ドア)の大小、多少により塗装面積は変わります。必ず実測して塗装面積を計算してください。