イルビゾンテのカラーでエイジングの醍醐味といえば「ヌメ」。
「ヌメ」は日焼けや経年変化で味わい深く艶のある革に変化していきます。
ヌメ革をお供に、高く澄み渡った秋の青空の下、おでかけをお楽しみください。
デザイナーのワニー・ディ・フィリップ氏がイルビゾンテでもっとも重きを置いていることのひとつが革の素材選びです。イルビゾンテの革はワニー氏が厳しい目で選び、信頼を置いているイタリア有数の革の産地“サンタ・クローチェ地方”でもっとも古い革のなめし工場にて100%天然素材にて生産されています。
イルビゾンテのレザーのなめし加工には、ケブラチョやミモザと栗などの天然素材でできた植物タンニンが使われています。それらによって硬さや柔らかさといったナチュラルな風合いだけでなく、特徴的な赤みのある暖かいトーンが出来ています。 なめし加工のみで染色をしないヌメ革はとくに、生前の傷痕やシワ・血管や毛穴の痕などの自然の刻印がそのまま残されるため、表情がとても豊かで個性的な模様として現れているものがあるのも特徴のひとつです。 成長の様子が如実にあらわれるヌメ革ならではの味わいをぜひお楽しみください。 |
ヌメ革、最大の特徴はじょじょに“あめ色”へと変化していくことです。これは日焼けにより革表面の温度が上がり、 革の中に含まれるオイルが染み出て保護膜の役割を果たし、汚れを防止する効果があります。
そこで、あらかじめ使用前に日焼けさせておくのもアリです。高温すぎない窓際で、表、裏、底など全てまんべんなく日焼けさせましょう。まだら焼けを避けたい場合は、フタやベルトを持ち上げた状態で行いましょう。天候にもよりますが、2~3日から1週間ほどでうっすらと色が変化します。
ナチュラルなカラーを楽しみたい場合は、日焼けをせずにそのままご愛用ください。
いつもポケットに入っていた長財布。もともとシワの深い表情をしていましたが
使いこむほどにはっきりとでて味わいのある表情に成長しました。
毎日、出番の多いコインケース。
あめ色から濃いダークブラウンへと味わいの深いカラーへ変化しました。