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香り効果アップで心も体もリラックス
　公園をのんびり歩くと、木々から芽吹いたばかりの柔らかい若葉の香りや、土からほのかに匂い立つ春の香りがするようになりましたね。
香りはとても不思議なもので、なぜか懐かしい記憶を思い起こさせたり、好きな香りを嗅ぐと心がふわりと和んだり、とてもリラックス効果のあることが分かっています。今回は、そんな香りについてのお話です。香りが体に届く3ルート
　
　普段何気なくキャッチしている香りですが、香りがどういうルートで体内に入り、どんな影響をもたらすかご存知ですか？

　第１のルートは、香り成分が鼻腔から脳を通って、直接、記憶の形成や自律神経、ホルモンに働きかけるルートです。
　第２のルートは、香り成分が鼻腔を通るところは第１のルートと同じですが、そこから肺に届き、肺から血液へ溶け込み体中に運ばれるルートです。
　第３のルートは、香り成分が肌から血液に溶け込んで全身の臓器や脳に運ばれるルートです。例えば香り成分の含まれるハーブオイルなどを肌に塗布した場合などですね。

簡単・効果大・香り吸引法
　
これら３ルート全てを活かすことができると、香り成分の吸収は最も効率が良くなります。おすすめはドライハーブや精油を使ったアロマバスです。お風呂に入れるだけで利用もしやすく、鼻腔からも、肌からも香り成分を吸収できるので、３ルート全てを活かせます。
ハーブの優しい作用は、お風呂のお湯をマイルドにするだけで　　　　　　　　　　　　　　はなく、その香りが私たちの心を優しくほぐし、免疫力を向上させ　　　　　　　　　　　　　　てくれますよ。　

厳選！立川流春の香り　ちなみに、　春の香りで私の好きな精油のブレンドは、

・ラベンダー２滴
・カモミールローマン２滴
・オレンジスイート４滴
・サイプレス２滴

　の爽やかブレンド。

フローラルな香りの中に、森林浴をしているような、スーッとした清々しさが残る香りで、気持ちを明るくしてくれ、肌の皮脂のバランスを調整してくれます。　春をイメージしながら、ぜひお好きな香りをお探しくださいね。

＜花粉症でお悩みの方には＞

この時期、花粉症でお悩みの方も多いですね。そんな方には、呼吸器系の不調を軽減する香りがおすすめです。精油でいえば、大きく深呼吸をしたくなるユーカリとティートリー。ペパーミントもいいですね。

　鼻水やくしゃみなど呼吸器系に炎症の出やすい方は、マスクに１滴垂らすとかなり楽になりますよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2014年2月・3月掲載)

オーガニックセラピスト立川奈緒子さんの
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