春になると華やかな気持ちになり、メイクが一層楽しくなりますね。その一方で紫外線が気になってくる季節でもありますので、ＵＶ対策も行っていきたいところ。そこで今回は、ナチュラルメイクとＵＶ対策についての話です。

　私は10年前から日焼け止めとポイントメイクのみのナチュラルメイクで生活しています。メイクといえば、ファンデーションが基本と思われがちですが、皮脂や水分を吸着する性質があるため、長時間のメイクが肌に負担をかけ、乾燥の原因にもなってしまいます。

　そのためサロンでは、なるべくファンデーションの使用を控え、年齢と共にカバーしたい部分のある方にのみおすすめしています。もし使用する場合は、重ね塗りを避けて薄づきにとどめ、気になる部分はコンシーラーで部分的に隠すようにメイクをしてみましょう。
　またはファンデーションではなく、ルースタイプの粉をブラシで薄く乗せるのもおすすめです。
　　　　　　 　メイクらしさを出すには、アイラインを引くなどのアイメイクをするだけで華やかになり、メイクをしているように見えますよ。
そして、目の周りやTゾーンとアゴにラメ感がある明るいトーンのアイシャドウを薄くのせると、立体感を出すことができます。また頬の一番高いところにうっすらチークを乗せると、血色の良い健康で美しい肌に見えます。
　　　　　　 　皆さんは、日焼け止めを毎日欠かさずつけていますか？日焼け止めをつける理由は、肌をシミから守り、弾力・ハリを保つため。ちなみに私はＵＶ効果を含む下地を使っています。例えば、ネオナチュラルさんの「ＵＶホワイトプロ」は肌を整えながら紫外線から守るように作られていますので、下地用のクリームとしてもおすすめです。

　万が一、日焼けをしても日常生活のケアで肌に蓄積させないことが十分に可能です。特にシミやくすみの原因となる色素沈着を防ぐには、どれだけ早く対処できるかがポイント。ＵＶ対策と同時に毎日のスキンケアで、水分と油分を補いましょう。　色素沈着とは、メラニン色素が表皮内に滞留して発生します。そして、色素沈着部分が増殖するとシミとなり目立ってきてしまうのです。
　　　 　 　色素沈着の予防に効果的なのが、抗酸化作用の強いビタミンCや植物オイルです。また、日頃からビタミンCの多いフルーツなどを摂るのもおすすめです。そして、日に当たらないことが日焼けを防ぐ基本！日差しの強い日は帽子やサングラス、衣類で紫外線をガードすることも忘れないようにしましょう。
　　 　メイクアップの仕上げに、忘れてはいけないとても重要なものがあります。それは「笑顔」。あなたの自然に微笑む笑顔が何よりも美しいのです。どうか大切な人とたくさん笑う、幸せな日々を送ってくださいね！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(2013年3月･4月 掲載)

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