2016年春 樵のわけ前1117

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新工場が完成したということで鹿児島県垂水市にある株式会社 桜島さんに伺わせていただきました。
轄島さんと言えば地下深くから組み上げた温泉水を使った【樵のわけ前1117】を弊社でも
販売させていただいてます。

この日は営業担当の橋課長が出迎えてくれました。
こちらの樵のわけ前1117、JR九州の売店などでも販売しているんですが
橋さんが営業頑張ったそうです笑

pH8.8の弱アルカリ、そして硬度2mg/Lの超軟水と、かなり特色のあるお水となってます。

現場の垂水市といえば会社の名前から分かる通り、桜島がすぐ隣にあるんですね。
隣というより繋がってる市なんですね。

繋がってたら島じゃないじゃん とお思いの方、
1914年の大正噴火で流れた溶岩が海峡を塞いで大隅半島と陸続きになったんですね。

垂水市からの桜島の見え方もこんな感じです。

ちなみに泊まったホテルには今年に入ってからの噴火回数も書いてありました。

まさに現役の活火山である桜島と共に暮らす市なんですね。

そんな垂水市にある株式会社桜島さんの新工場はこちら。

桜島樵のわけ前新工場

5月に完成したばかりのピカピカです。

採水地というと山の中とイメージしますが
こちらの工場はなんと街中にあるんですね。

実際ここの地下の水を使ってるんですが
なぜこんな街中にと思いますよね?

もともと轄島さんは運送業もやられているのですが
20数年前にそちらの仕事で縁のあった地質学の先生が
良い水が出そうな場所を教えてくださったそうです。
そこを掘り進めたのがまさにこの場所。

この先生は九州地方の地震計の設置をしていたという大変権威ある方だったそうです。
地震計の設置にはボーリングの機材が必要でその機材を運ぶ本業の仕事での御縁だったようでした。

街中といえども、なんとその深さは1117メートル。
垂水周辺では1,2位を争う深さまで掘っていて その深さの水を使っているです。

ちなみに会社の入り口においてあった掘削機の先端部分。

こちらで1117メートルの深さまで掘り進めたそうです。
そしてその深さに到達したのが偶然にも11月17日。

【樵のわけ前1117】の数字はここからきているんだそうです。

ちなみに桜島も標高1117m。
ここにも偶然が!と思いましたが、この数字はまったくの偶然で
お客様からの指摘で気付いたそうです。ちょっと天然ですね笑

★工場内

完成したばかりの工場はこの水事業が始まった当初から携わっている
橋和代さんにご案内いただきました。
【樵のわけ前1117】への思いも強く、熱のこもったご説明をしていただきました。

工場内はと言いますと、
こちらが汲み上げた水をまず貯めるタンクです。。

温泉水を汲み上げているので触ってみるとタンクも温かいんです。

その後はこちらで温度85℃で30分とゆっくり殺菌。

検品作業中です。

さらに工場内で定期的に薬剤師さんの品質チェックも行っていて
ちゃんと専用の場所もあるんです。

最新の工場だけあってロボットアームがあったりもします。

ケースもらくらく持ち上げてました。うちの倉庫にもぜひ欲しい。
やはり完成したばっかりだけあってとても綺麗ですね。

★工場外

工場の外には直接【樵のわけ前】の源泉が汲める販売機があるんです!
100円入れると約4.5リットルの温泉水(源泉)が出てきます。
地元の方もよく買いに来てくれるそうです。

原水はここだけで販売してるんです。

せっかくなので飲んでみました。
温泉なので硫黄の匂いを感じます。

これはこれで飲泉としても魅力がイッパイです。
市販のとは違い「温泉を飲んでる!!」というリアリティーが凄いです。

ただ市販の 樵のわけ前1117 の商品に関しては処理はしているので
硫黄の匂いを感じることは一切ありませんよ。

※垂水地域の温泉水の中でも原水をそのままパック詰めしているブランドも数社あります。
ただ、そのまま原水をペットボトルに充填しても数日で硫黄の匂いは ほぼ消えてしまうようです。

今回、工場内で最新の設備の説明をしてくださったのは橋和代さん、
この会社の会長さんのお嬢様。

商品の全般的な説明をしてくださったのが そのご主人の橋康弘さん。
とても営業マン向きなマスオさんでした。

また、工場長は会長の息子さんがご担当されているようでした。

(株)桜島さんのこちらの工場では つねに水を汲み上げてはなく
必要な分・使用する分だけを汲み上げるているそうです。

【樵のわけ前1117】 という名前の由来は
自然をよく知る樵が美味しい水を自然から分けて頂いてるというイメージで
「わけ前」とつけられたそうです。

ですので水は自分たちのものだけではないとの思いから
必要以上に取り過ぎないように心がけているそうです。

そんな思いのこもった【樵のわけ前1117】、皆さんも一度いかがでしょうか?

轄島さん工場見学ありがとうございました!

【写真 ※最後に山元一正会長と。】

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