節句人形と日本のお土産 久宝堂

人形工房 松寿

小出松寿

Koide Shouju

(こいでしょうじゅ)

創業1960年、大阪府東大阪市で雛人形・市松人形を製造。
6名の節句人形工芸士を中心に時代に合わせて進化しながら、
受け継がれた伝統の技術を大切に人形制作に取り組んでいます。
そのクオリティの高さから全国有名百貨店をはじめ、人形専門店ではなくてはならない人気ブランドとなっております。

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久宝堂が「小出 松寿」をお勧めする理由

小出松寿のひな人形は、最もひな人形らしいひな人形です。
どこから見ても左右の比率が取れた正確で美しいつくりになっており、 腕の曲げ(腕折り)、着物の広がり、胸やひざの綿入れまで、緻密なバランスで制作されています。
誰もが、想像するひな祭りのお雛様を、先代より継承し続けている確かな技術で、最高のクオリティを生み出し続けています。

松寿のこだわり

①桐木胴(きりもくどう)

防虫効果のある樟(くすのき)をはさんだ「桐木胴」を使用。
中心には藺草(いぐさ)を、胴の型部分には針金を埋め込み人形の型崩れを防止しています。

②絵羽あわせ(えばあわせ)

松寿では殿衣裳の胸元の柄が合うように特別に裁断し、縫製しています。
生地の取り分は通常より数倍多くかかりますが、出来上がりの美しさを効果的に演出することができます。

③丁寧な縫製

製品になった時の仕上がりが、いかにきれいに見える可を常に考え、裁断した生地を一つ一つ丁寧に縫製しています。

④バランスの取れた着付け

着付けでは男雛は「風格・威厳」、女雛は「優しさ」を表現します。
制作工程の全てが長年培われた技術によってなされ、その全てが揃っているのが松寿の「ひな人形」です。

美しいお顔

お雛さまに使われるお顔は、小出松寿のお人形に合うように特別につくられた、頭師 市川伯英作のお顔です。繊細な化粧や毛描きと優しく憂いのある微笑みは見る人を魅了します。

新しく生まれ変わった「小出松寿」

様々な生地に触れ、その発色やデザイン性をおひな様に活かしていく。
また、時代の変遷でも似合うおひな様を考え、現代のインテリアや生活様式にあったお人形を提案していきたい。
そのなかでも、「松寿の人形」らしさを感じ取っていただき、幸せなひな祭りをお迎えいただけると幸いです。

良いな、と感じたら、
まずはやってみる。

小出 松寿(2代目)

小出 松寿(2代目)Shouju Koide

本名:小出道子(こいでみちこ)

1969年、大阪府東大阪市に初代小出松寿の長女として生まれる。
幼少期より父「小出松寿」の傍らで作風・感性・「松寿の人形」らしさに触れる。
大学卒業後はファッション業界を経て、色彩や美への感性を磨く。
2004年人形工房松寿に入社。
市松人形と雛人形の基本製作技術を学び、工房松寿の提案する全商品の製品企画を担当する。
2017年節句人形工芸士認定。
2020年、「二代目小出松寿」を襲名。

「松寿の人形」らしさと彼女自身の経験と知識を融合した女流作家ならではの
「優美で洗練された人形」を提供し続けている。