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レシピ&お菓子フォト
お月見羊羹
小倉羊羹と錦玉羹の流し合わせです。本来寒天を二層にするときは一層目が半止まりの状態(完全に固まっていない状態)のうちに二層目を流さないときちんと接着しないのですが、その見極めは難しく、手際よく作らないと二層が分離してしまいます。
今回は糊代わりに寒梅粉を使い、慌てずに作れるレシピにしています。
また、寒梅粉を使うことで夜空の煌めきも表現しています。
羊羹とよ型1台分 羊羹1棹(9切れ分)
- 【ねりきり餡】
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- 白:約10g
- 黄:約25g
- 【錦玉羹】
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- 水:120cc
- 粉寒天:2g
- グラニュー糖:110g
- 寒梅粉:約10g
- 【小倉羊羹】
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- 水:190cc
- 粉寒天:4g
- グラニュー糖:190g
- 小豆餡:140g
- 【コツ・ポイント】
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羊羹は弱火で、じっくりと煮詰めていくことが大切です。
・白と黄色のねりきり餡を用意する。
・それぞれ3mm厚に伸し、白でうさぎを、黄で月を9枚ずつ抜いたら月にうさぎを重ねておく。
- 【錦玉羹】
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1. 小鍋に水を入れ、粉寒天を振り入れて膨潤させたら火にかけて沸騰させる。
2. 寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を加え、再沸騰したらアクをとり、水で濡らしたとよ型に流し入れる。
3. 準備しておいたねりきりをうさぎを下に向けて等間隔に並べる。
4. 寒梅粉を茶漉しで振りかけ、完全に固まるまで常温に置く。
5. 錦玉羹が固まったらとよ型をさかさまにして余分な粉を落とす。
- 【小倉羊羹】
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1. 粉寒天を水に振り入れて膨潤させ、火にかけ沸騰させる。
(注)寒天は沸騰すると吹きこぼれやすいのでご注意ください。
2. 寒天が完全に溶けたらグラニュー糖を加える。
3. 再度沸騰したら小豆餡を加え、表面にツヤが出て、木杓子で掻いた時に鍋肌が見えるくらいまで中火で煮詰めていく。
(注)餡を加えると焦げやすいので火加減に注意して下さい。
4. 錦玉羹の上に流したら、常温で熱をとってから冷蔵庫で冷やす。
5. 竹串やドレッジで周囲をはがし、型から取り出して切り分ける。
(注)型を広げるようにすると空気が入り、はずしやすくなります。
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指先に乗るくらいの極小サイズです。クッキー用では見かける可愛い型も和菓子に使いやすいミニサイズで可愛い型はなかなかありません。型抜きもしやすく、細かい部分も綺麗に抜けるので他にもどんどん種類が増えるとイイなと思っています。
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ステンレス製なので錆びにくいのはもちろん、型抜きが綺麗なのもお勧めポイントです。 厚みのある羊羹などもスパッと抜けます。
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長さがあるので綺麗にはずれるかどうか心配でしたが、周囲にドレッジを差し込んでから型を少し広げるようにすることでスポンと抜けました。また、足が付いているので水に浸けて冷やす時も底に水が回り、素早く熱をとることが出来ます。