自然素材家具について 自然素材家具について

ランドマークは、インドネシアの自社工場にて
ラタン(籐)、チーク材、ウォーターヒヤシンスなどの自然素材を用いて
現地の職人が手作りで家具を作り、皆様へお届けしています。

自然の中で育った素材は、節やキズがあったり、木目や色味は一つとして同じものはありません。

そんな個性ある貴重な素材を、インドネシアの現地の職人が持ち前の器用さで補修や工夫を施しながら無駄無く使い、素材の癖にあわせて作り方を調整しながら、一点一点手作りで家具に仕上げていきます。

そういう過程で作られた家具は、プラスチックや化粧合板などの日本の徹底した工業規格製品と比べると、若干のサイズのバラつき、色味や木目の違いがあります。

もちろん、徹底して素材を厳選し、時間を費やし、すばらしく豪勢な家具に仕上げる事もできるかもしれませんが、その分、材料の無駄遣いが多くなり、価格も非常に高額になってしまいます。

ランドマークの自然素材家具は、天然の素材ならではの耐久性や機能性、風合いをそのままに、 限られた自然の素材を無駄無く使い、 出来る限りの低価格で皆様の元へお届けできる様に作られています。

そこにはきっと、プラスチックや化粧合板では決して真似をする事ができない、自然素材家具ならではの表情や素材感、あたたかみを感じていただけるはずです。

また自然素材家具は、年月が経つと単純に劣化していく成型品と違い、 大切にお手入れしながらお使いいただければ、使うほどに味わい深い表情をお楽しみいただけます。

愛着を持って使えるエコで持続可能なインテリアライフを、あなたのお部屋に。

ラタン(籐)

ラタン(籐)は日本に自生していません。
インドネシア・マレーシア・フィリピンなどの東南アジアやアフリカ、オーストラリアの熱帯・亜熱帯などのジャングルに自生するヤシ科のツル性植物です。

竹のような節があり、棘を持った表皮につつまれています。
その繊維は植物中最長にして最強といわれ、長さが200mを超えるものもあります。
樹木に比べて非常に成長が早く、5~10年で家具などに使用できる大きさに成長するため、とても地球にやさしいエコな素材です。

継続的な生産、技術指導、社員教育の結果、私たちのインドネシア工場は家具を財産と考えるヨーロッパの国々からも大量受注を受けるまでになりました。
ランドマークは、代々家具を作り続けてきた圧倒的な量と商品知識、伝統の技術で業界最高水準の製品を作り続けています。

チーク材

インドネシアやタイなどの南アジアから東南アジアにかけて生息するシソ科の落葉広葉樹で、世界三代銘木のひとつと言われる高級材です。

木材自体に油分を含んでいて水分や湿気に強く、かつて船の甲板材として使用されていました。
木目が緻密で美しく、乾燥による狂いが少なく害虫にも強い、耐久性に優れた家具に 最適な稀少な銘木です。

私たちの工場では、インドネシア政府の管理の元に環境保全を考え計画植林されたインドネシア産のチーク材のみを使用、その中でも特に深い味わいがある樹齢25年以上で直径が30~40cmほどの丸太から製材した木材を主に使用しています。

ウォーターヒヤシンス

ウォーターヒヤシンスとは、布袋葵(ホテイアオイ)のことで淡水に生息する水草の一種です。
繁殖性が非常に高いため、環境の維持に優しいエコロジー素材です。
この水草を乾燥させてよったものを編み材として、家具職人がひとつひとつ丁寧に編み上げています。
ボリュームのある独特な手編み感と重厚な素材感が、温かみのあるアジアンテイストを演出します。

日本には主にタイやマレーシア、インドネシア産のものが出回っており、ランドマークのウォーターヒヤシンスは、その中でもより品質が良いとされているインドネシア産のものを使用しています。

バナナリーフ

バナナリーフは文字通りバナナの葉のことを指します。
とても成長が早く、家具の材料として3年ほどで収穫できるとてもエコな素材です。
バナナの葉には冷却効果や抗菌作用があるとされており、食品を包む材料や食器、資材など幅広く利用されています。
バナナの葉の繊維は太陽光や雨風にも強く強靭な天然繊維のひとつです。
アメ色にいぶしたバナナの葉を乾燥させて、細かくよったものを編み材として、家具職人がひとつひとつ丁寧に編み上げています。

ランドマークでは主要な自然素材として家具に使用し、圧倒的な存在感があるディープなアジアンテイストのインテリアをご提供しています。

ランドマークのその他の素材

その他の天然木

その他の木材として、主に天然の南洋材を使用しています。
一部のベッドやダイニングテーブル等に使用しているのはニヤトー(赤松系)です。
固くて頑丈ですが、木そのものが赤みを帯びているため、塗装をする家具に使用しています。
チェストの引き出しにはファルカタ(南洋桐)等を使用しています。

無垢材(無垢集成材)

1本の木から切り出し、表面に他の素材を貼ったりしていない木材です。
無垢材の中には「一枚板」や「集成材」があり、ランドマークでは 扱いやすく反りやひび割れが少ない「集成材」を採用しています。

合 板

天然木を“カツラムキ”のようにスライスした薄板を繊維方向に交差させ接着剤で貼り重ねた板状の材料です。
見た目のきめ細かさには欠けますが強度があり、ランドマークでは籐回転椅子の基盤等に使用しています。

合板ができるまで

MDF

木材から植物繊維を抽出し、圧力をかけて固めた集成材です。
合板ほどの強度はなく、また水に弱い性質もありますが、見た目がきれいなのが特徴です。
ランドマークではチェストの引き出しの底板等に使用しています。

ガラス

強化ガラスを使用しています。
ランドマークでは強度重視の5mmを標準としています。
最厚8mmの強化ガラスを使用しています。

ミラー

ランドマークでは厚さ5mmのものを使用しています。

ファブリック製品

柔らかく温かみ溢れるファブリック製品。
布地にはホコリや汚れが付きやすいため定期的なお手入れは欠かせません。