柔らかく温かみ溢れるファブリック製品。
布地にはホコリや汚れが付きやすいため定期的なお手入れは欠かせません。
少しでも長くお使いいただくためのお手入れをご紹介します。
1. 粘着式クリーナーで取る
粘着式クリーナー(コロコロ)を使ってゴミやホコリを取り除きます。
表面についた食べカスや髪の毛、ホコリを絡め取ります。
※生地を傷つけないようにゆっくりと転がしましょう。
2. ブラッシングする
表面のホコリを取り除いたら、布地をブラッシングしてゴミを掻き出します。
ブラッシングをすると、織り目の中に入っている細かなゴミも除去することができます。
3. 掃除機で吸い取る
織り目から掻き出されたホコリやゴミを掃除機で吸い取ります。
生地を傷つけないようにブラシ付きのアタッチメントを使うと安心です。
4. 中材を叩いてふっくら長持ち
ソファに座るとき、自然と同じ場所に座っているものです。
へこんだ座面や背クッションを軽く叩いて空気を入れてあげるだけでふっくらとします。
クッションを外せるものは左右をローテーションで入れ替えるのも効果的です。
1. タオルで拭き取る
ぬるま湯に浸したタオルを固く絞って布地の目に沿って拭き取ってください。
ファブリックや家具は水気に強くありませんので、水気をしっかり拭き取り自然乾燥させてください。
※湿ったままで座ると布地を傷めたり、カビの原因になる場合がありますのでご注意ください。
2. 中性洗剤
汚れがひどい場合は、中性洗剤を数滴入れたぬるま湯に布を浸して軽く絞り、汚れの表面を軽い力でトントンと叩いて浮き上がらせたら乾いた布で吸い取ります。
これを何度か繰り返し、最後はきれいな布で汚れや洗剤が残らないように全体を拭き取って完了です。
※場合によっては色落ちすることもあるので目立たない部分で確認してください。
3. クリーニング
ファブリックのカバーはドライクリーニングが基本となっており「手洗い×」「ドライクリーニング〇」の表示がついています。
ドライクリーニングは、その名の通り水を使わないクリーニング方法で、有機溶剤を使って洗濯をするため生地の縮みや型崩れなどを軽減させる効果が期待できます。
家庭用洗濯機のドライ/ドライコース機能は中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)と水を使う方法ですので、クリーニング店が行うドライクリーニングとは異なります。
通常コースの洗濯より優しく洗うので生地を傷めにくい洗濯方法ですが、ご自宅で洗濯した場合、生地の縮みや型崩れを起こしてカバーが元通りにはまらない、といった事態にもなりかねませんのでくれぐれもご注意ください。
そのようなことを避けるためにも、カバーのお手入れはプロのクリーニング業者にお願いすると安心です。
温かみのある雰囲気と、豊富なデザインから選べるファブリックソファは、人気のある商品です。
ただ、汚れが付きやすいため定期的なお手入れは欠かせません。
ファブリックを普段からお手入れしておくと、いつでも気持ちよく使えるうえに寿命を延ばすことにも繋がります。
大切なソファを日ごろからお手入れして、長く愛用していきましょう。
日々のお手入れとあわせて、半年に1度くらいのタイミングでドライクリーニングに出すことをおすすめします。
生地を外してクリーニングすることができません。この場合は部分ケアで長持ちさせましょう。
あらかじめ市販の防水スプレーなどで汚れの付着を予防したり、汚れた場合は濡れタオルや中性洗剤で部分ケアを行ってください。
ファスナーが付いているカバーでも外せない製品もあります。
中綿を詰めるためのファスナーの場合は残念ながらカバーは取り外せません。
この場合も張り包みタイプと同様に、汚れの予防や部分ケアで長持ちさせましょう。