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今日もは貼りかえる  ~小山がゆく No.3~

第3話 コルクタイルに接着剤を塗ろう!

今回、ご希望いただいたタイルは、神戸コルクKC-L 5mm厚です。
神戸コルク社は、世界でも屈指のスケールと品質を誇るアモリム社(旧イポコルク社・ポルトガル)とともに、古くから品質の良いコルクタイルを提供している会社です。

右のような箱に収めてお届けします。

箱を開けるとビニール袋にくるまれておりますので、すべて開封してください。
そうそう! この段ボール箱は後で使いますので、捨てずに保管してください♪
コルクタイルの箱の写真
 
 
一般的にはツルッとしている面が表側になります。神戸コルクの場合は、裏側にロットナンバー(製造番号)が印刷されており、こちらが接着面になります。 箱から取り出したコルクタイルの写真
 
 
今回はリフォームなので、接着剤は、サンゲツSRを使用しました。
今回の接着剤・サンゲツSRは、
  • 両面塗布タイプ
    床と、コルクタイルの両方に接着剤を塗ります。
  • オープンタイムをとる
    接着剤を塗った後、指に付かない程度乾いてから接着する。(目安としては一時間程置く。)
という施工方法になります。
では、順を追ってご紹介します♪
  • 不要なプラスチックのお皿などの上に、接着剤を垂らします(写真では余った壁紙を使用しています)。
  • コルクタイル裏面の中ほどに、接着剤の塗布に便利なヘラで接着剤を適量のせます。
    この時、先ほどのコルクタイルの外箱を台にして塗ると、たいへん塗りやすいです!
  • コルクタイルの中心から端に向かって、接着剤・サンゲツSRを塗り拡げます。右下のコルクタイル裏面の写真もご参照ください。どのように接着剤が塗られているのかが、よくわかると思います。
    なるべコルクタイルの側面には塗らないでください!
  • オープンタイムをとります。目安としては一時間。(接着剤を塗った後、指に付かない程度まで乾かします。)
    コルクタイル裏面を上に向けて、いったん床に広げます。
コルクタイルの裏面に接着剤を塗っている写真
 
コルクタイルを塗り終えた写真
 
接着剤を塗ったコルクタイル裏面の写真
 
 
何枚か塗っていくと、床がタイルでいっぱいになってしまいます。これでは施工ができなくなりますので、写真のように壁に立てかけます。
これも職人さんの知恵ですネ!

※ただし、DIYの場合には、一度に多くのコルクタイルを塗らないでください!
接着剤が乾燥してしまい、接着力がなくなる恐れがあります。例えば、1畳分の大きさずつ(タイル約18枚など)、接着剤を塗ってください。
棚を外している写真
 
 
接着剤を塗るヘラについては、
  • コルクタイル裏面への塗布
    当店のヘラを、寝かせ気味に使用するか、先端部分(クシ目部分)を、ヤスリやサンドペーパーで1/3から半分程度、削って使用します。
  • 床への塗布(次頁にて解説)
    当店のヘラを、そのまま使用します。
寝かせる(先端を削る)理由は、接着剤が付きすぎるためです。専用のヘラもございますが、当店のヘラの方がお安いため、工夫していただければと思います。
寝かせて使っている写真
 
カットする部分の写真
 
 

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