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今日もは貼りかえる  〜小山がゆく No.3〜

第2話 コルクタイルは何枚、必要?

まずは、お部屋のサイズを測ります。
今回は右図のようなお部屋です。
  • 赤の線が、お部屋の形です。
  • 水色の部分が、必要となるタイルです。

そうそう! お部屋のサイズを測る場合は、縦横、各1箇所を測るのではなく、何箇所か測ったほうが良いと思います。
お部屋は目測で(見た目に)、真っ直ぐ・直角に見えたとしても、多少ゆがんでいたり、変形している場合があるためです。

コルクタイル (神戸コルク KC-L 厚み5mm)のサイズは、305×305mmですので、今回のお部屋に割り付けた場合、右図のようになり、縦24枚、横12枚、掛け算すると合計288枚、必要となります。
(う〜ん、大きなリビングです。うらやましいです♪)

このように、お部屋にタイルをどのように貼っていくか? 何枚必要か? を決める作業を、割り付けと言います。
お部屋のサイズとタイルの割り付け
 
 
今回は、うまく割り付けできましたが、お部屋の真ん中に線をひき、タイルを割り付けた場合、お部屋とタイルのサイズによっては、端のタイルが極端に小さくなる場合もございます。例えば、右図のような状態です。

このような場合は、お部屋の中心に線をひくのではなく、右下図のように(例えばタイル半分)中心線をずらして、割り付けます。
これは、タイルの真ん中あたりをカットすることは比較的ラクなのですが、細長いタイルを切り出して、床に貼ることが難しいからです。こうすることで、タイルの節約にもつながります!

紙面上で割り付けができましたら、壁紙屋本舗へご注文ください♪ そうそう! 後でご説明する接着剤と、ヘラなども忘れずに!

また、どのように割り付けしたらよいか、迷われた場合は、手書きで結構ですので、
  • お部屋の図と各部のサイズ
  • 施工されるタイルなどの品番
を書いたものを壁紙屋本舗まで、Faxや電子メール<mailto:info@kabegamiyahonpo.com>にて、お気軽に送信してください!
 
単純にお部屋の中心で割った、タイルの割り付け例
 
タイル半分、中心線をずらした割り付け例
 
 
床を測るついでに、床の状態も見ておきましょう!

今回の下地(床)はフローリングです。全体的にはキレイな床だったのですが、窓際の床などが部分的に傷んでおり、若干、表面が凸凹しています。
このままコルクタイルを施工すると、タイル表面にも下地の凸凹が響きそうなので、今回は床下地の補修剤・アースシールパテベラで塗り(右の写真のグレーの部分)、下地を平らにしました。

それから、お掃除も入念にしてください!
特に油汚れがある場合は、油汚れ用洗剤などで拭いていただいた後、しっかり乾燥させてください。
窓際の床、補修前
 
窓際の床、補修後
 
 
床のお掃除が終わりましたら、割り付け図を元に、床に実際に基準線を引きます。
後ほど、この基準線を基にタイルを貼りますので、注意して線をひいてください!

ちなみに基準線は、お部屋の中央付近に貼るコルクタイルのライン、縦横各1本のみ(右下図では青い線)でokです。

ちなみに今日の職人さんは、床貼り・うん十年のプロフェッショナル!河合師匠です。今日も1日、ヨロシク〜♪
割り付けをしている河合師匠
 
基準線をひく
 
 

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