ポータブル電源

大容量の電力を使用できるため、扇風機や電気毛布などの家電にも使えるポータブル電源。
キャンプやアウトドアはもちろん、電気の確保が困難な災害時の備えとしても注目を集めています。

ポータブル電源選びのポイント

自分に合った商品がどれなのかわからない時は、ポータブル電源を主にどんな場面で使用したいのかをイメージしてみてください。 日帰りのアウトドアで小型冷蔵庫やみんなのスマホの充電に使いたいのか、車中泊に使いたいのか、災害時の備えにしたいのか。
それによりどれぐらいの容量・重さ・端子が必要になるかを具体的に考えることができます。

重量

重量イメージ

容量が大きければその分サイズ・重量もかさみます。取っ手がついているか、持ち歩くのが負担にならない重さかどうかも検討しましょう。
重要! 定格容量

容量例

日帰りアウトドアのモバイル充電用か、宿泊を伴うキャンプで家電も使いたいのか、使用時間や用途に合わせて選びましょう。

容量の見方と用途別の目安について

AC定格電力
ACコンセントで出力できる最大電力(W)です。実際に使用する際は合計で表記の80%程度までを上限に、余裕を持たせて使用するのがおすすめです。
AC電圧 / 周波数
ポータブル電源の機種によっては電圧110V・周波数60Hz固定となっているものがあり、一部の機器で通常通りの性能が出ない場合があります。
ソケットの種類・数

ソケット

USB、ACコンセント、シガーソケットなど、機種によって搭載端子の種類・数が異なります。 車中泊など車を活用する機会が多ければ、シガーソケット付きがおすすめです。
出力波形
電気の波形には「正弦波」と「矩形波」があります。基本的に家庭のコンセントは「正弦波」を基準に設計されているので、コンセントを使いたいなら正弦波の製品がおすすめ。
出力可能温度
冬キャンプや天体観測など、低温での使用を視野に入れる場合、氷点下でも使用できるかは重要な要素です。
ソーラー充電

ソーラーパネル

災害時の非常用として考える場合、家庭用コンセント以外の充電方法を持つポータブル電源は心強い存在です。

ポータブル電源の容量の見方

ポータブル電源では、容量の表記は「mAh(ミリアンペアアワー)」と「Wh(ワットアワー)」で書かれています。
mAhでは使用可能な時間をイメージしにくいため、ポータブル電源では「Wh」を基準に選んでください。

Wh(ワットアワー)って何?

「Wh(ワットアワー)」はバッテリーが出せる消費電力量を示した単位で、「消費電力(W)✕時間(h)」となります。

例:
消費電力が 30W の扇風機を 8時間 使用できる蓄電容量は 240Wh
消費電力が 100W のパソコンを 2時間 使用できる蓄電容量は 200Wh

使いたい家電製品の消費電力と何時間使いたいかを考えて、必要なWhの目安を考えることができます。
※あくまで計算値のため、実際に使える時間は7割程度と考えるのが安心です。

目的に合わせた容量の目安

日帰りのアウトドアなら200Wh前後

照明での利用

ピクニック・夜釣り・野外撮影など、小型の扇風機/サーキュレーターを使ったり、スマホやカメラのバッテリーを充電、照明への利用など。 コンパクトで比較的軽いものが多く、車でなくても持ち運びしやすいサイズが揃っています。

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キャンプ・車中泊なら350Wh以上

車中泊での利用

キャンプや車中泊で使う予定の方には、350Wh以上の容量がオススメ。
350Whなら放電ロスを差し引いても245Wほど使えるので、 アウトドア用の電気ケトル(180W前後)や小型のポータブル冷蔵庫(30W程度)、電気毛布(40W)も動かすことができます。

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災害対策には、大容量のシガーソケット・ソーラーパネル対応モデルを

災害時の備え

災害時の備えとして検討されている方には、大容量かつシガーソケットやソーラーパネル対応のものがオススメ。
停電時の予備電源として使うことができますし、ラジオなど情報入手に必要な家電も動かせます。
日頃から定期的にポータブル電源に充電を行い、万が一に備えておきましょう。

大容量のおすすめ商品はこちら

容量別 ポータブル電源 商品一覧

【200Wh前後】
日帰りのアウトドアに

    【350Wh以上】
    連泊や冷蔵庫にも

      【大容量】
      災害時にも安心!