イヤーカップはタッチパネル式
バンドについて
バンドは無段階で調整できるので、自分の好みに合わせて微調整が行えます。
最初に見た時はスポッと抜けそうだなと思ったバンドの部分、引っ張ってみるとしっかり止まります。
頭に当たる部分がさらさらとした手触りで、髪の毛が引っ張られないので着け外しの際に髪が乱れにくくなっています。
触った感触もプニッと柔らかく、着け心地はかなりいいです。
付属のセミハードケース
ケースはセミハードになっており、落下などの衝撃から中のヘッドホン本体をしっかり守ります。
折り畳みができなくなっている分、ややかさばるものの、ヘッドバンドを持ち運ぶ時はこれくらいのサイズは想定内。
ちょっと地味ですが、個人的にケーブル類の収納はおすすめポイントのひとつ。
よくある収納ケースでは、蓋の部分にネットがあり、そこにケーブル類を収納することが多く、ネット越しにケーブルの端子部分がヘッドホン本体に当たり傷が付いた!
なんてことも良く聞きましたが、今回はどうやってもヘッドホン本体には干渉しない作りになっています。
15分で約3.5時間使えるクイック充電に対応
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そのままでも使えるけど、まずは充電 -
Type-CのUSBケーブルで充電開始!
差込口の横にインジケーターがあり、充電中は白点滅で充電が完了すると白点灯になります。
クイック充電に対応しており、15分で約3.5時間の使用が可能。
もちろんある程度誤差はあると思いますが、朝起きて充電し忘れてた!となっても、朝シャンをしてる間に1日使う分くらいは充電できそうですね!
注意点としては、充電中は音楽を聴いたり、ノイズキャンセリング機能などは使えません。一応、音声ケーブルという名の有線ケーブルも付いていますので、ヘッドホン本体のバッテリーが切れても3.5mmヘッドホン出力のある機器であれば使用することができます。
ただ、電源が切れた時点でノイズキャンセリング機能は使えなくなる為、あくまで補助的なところです。
試聴しました
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お待ちかねの試聴タイム! -
Bluetoothで接続してノイズキャンセリングのレベルを10に設定してスタート!
装着時点から分かっていましたが、ボーズのノイズキャンセリングはやはり安定感が違います。
音楽を鳴らしていても歪まないですし、変にこもった音にもならず非常に素直。
低音域が“ボーズにしては”やや優しくなっており、聴き疲れしにくくなっています。
と言っても、一般的なヘッドホンと比較すると質も量感も全然違いますけどね!(笑)
タッチパネルの操作もしやすく、曲送り/曲戻しもスイッスイッと指を滑らせるだけ、個人的にタッチパネル式ヘッドホンの中で一番操作感が良く、狙い通りの操作がストレス無くできました。
まとめ
ヘッドホンとしては完成された音作りと航空機のパイロットも使っているノイズキャンセリング技術。
普段使いでは正直文句が出ようはずもない・・・。そんな印象を受けました。
今回、あまり触れられませんでしたが、「NCHP700」は音のARといわれる『Bose AR』に対応しています。これが今後の超楽しみなところ。
筆者は拡張現実プラットフォームと説明されましたが、私の小さい頭で100%理解することができたか怪しい・・・。
ザックリですが、スマホやアプリなどと連携することで、位置情報などを使った観光地の音声ガイドや道案内、場所に合わせたBGM再生などができる予定だそう。
国や開発状況によってそれぞれ使える機能はまちまちでアプリの一部は英語のみ対応など、現在は限定的ですが、かなりの可能性が秘められた代物だと思います。
既に完成されている?いやいや、まだ進化の可能性が大いにある“NCHP700”いかがでしょうか。
2019.09.30 青汁
まずはセット内容から確認していきましょう。
ヘッドホン本体と収納/持ち運び用のセミハードケース、充電用のUSBケーブルに音声ケーブル、簡単なトラブルシューティングや使用上の注意点が書かれた多言語の冊子が入っています。
Bluetoothでの使用が基本ということなのか、いつもは付いている飛行機用のアダプターが無くなっていますね。
本体をぐるりと見てみると、昔からのボーズユーザーは違和感を感じるのではないでしょうか。
かなりデザインが刷新されており、ちょっと好みが分かれるかもしれません。