• 【おすすめ】石油ファンヒーターの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
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【おすすめ】石油ファンヒーターの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

【おすすめ】石油ファンヒーターの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

2023.9.30

石油ファンヒーターは、暖房能力が非常に高いため、寒い時期のメイン暖房として使われます。ですが、いざ購入しようとすると、ほかの暖房器具との違いがわからなかったり、何を基準に選んだらいいのかわからなかったりと、迷うことも多いでしょう。ここでは、Joshin web の家電担当者が、各メーカーの製品からプロの視点で選んだおすすめの石油ファンヒーターをご紹介します。選ぶ際のポイントやメーカーごとの特⾧も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

担当者
つくね

Joshin web 家電担当者「つくね」が、石油ファンヒーターのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

石油ファンヒーターは暖房性能の高さが魅力

電気ストーブはスポット暖房に最適

石油ファンヒーターは、灯油を入れるタンクと本体の2 つで構成されている暖房器具です。灯油を燃焼させた熱をファンによって周囲に送り、部屋全体を暖めます。同じように石油を使う暖房器具としては、石油ストーブがあります。石油ファンヒーターと石油ストーブとの違いは、電気を使用するかどうかと、回転するファンを使用するかどうかの2 点です。つまり、石油ストーブは灯油を燃焼させた熱で暖まる暖房器具、石油ファンヒーターは灯油を燃やして出た熱を電気ファンで送り出す暖房器具になります。ほかの暖房器具と比べると、石油ファンヒーターには以下のようなメリット・デメリットがあります。

石油ファンヒーターのメリット

石油ファンヒーターのメリットは、暖房能力が非常に高く、短時間で部屋の隅々まで暖かくなることです。また、石油とコンセントさえあれば、場所を問わずに利用できます。エアコンと比較した場合、運転中に若干水蒸気が発生するので空気が乾燥しにくいことと、導入費用が安いといったことが挙げられます。また、電気ファンヒーターと比べて、湿度が下がりにくいというのも特⾧です。

石油ファンヒーターのデメリット

石油ファンヒーターのデメリットは、定期的な給油の手間がかかることです。また、灯油独特のにおいが発生することも難点といえます。さらに、実際に火を使うのでエアコンや電気ファンヒーターよりも火災のリスクは高まりますし、定期的に換気を行わないと一酸化炭素中毒となるリスクがあります。

担当者
つくね

石油ファンヒーターのメリットはパワフルで部屋の隅々まで素早く暖められるのに、本体価格がリーズナブルなこと。しかし、灯油独特のにおいがあり、給油や換気の手間がかかります。このようなデメリットを受け入れられるかどうか、事前にご確認ください。

石油ファンヒーターを選ぶ際のポイントとは?

電気ストーブはスポット暖房に最適

石油ファンヒーターは、部屋の広さや使用する環境に合ったモデルを選ぶことがポイントです。具体的には、以下のような点がチェックポイントになります。

対応畳数:少し大きめの畳数に対応したものを

石油ファンヒーターには、対応畳数が記載されています。部屋の広さに対して対応畳数が小さいモデルだと、部屋が暖まるまでに時間がかかってしまいます。ですから、石油ファンヒーターを快適に利用するには、部屋の広さより少し大きめの畳数に対応したモデルを選ぶのがおすすめです。なお、対応畳数は、木造かコンクリート造かによって異なります。ほとんどのモデルでは「木造◯畳、コンクリート造◯畳」と両方記載されているので、使用場所に合ったモデルを選んでください。

省エネ機能:使用頻度が高ければ省エネモデルがおすすめ

石油ファンヒーターには、設定温度を超えると自動で消火する火力自動調整機能や、人の動きを感知して、人がいないときは最小の火力で運転する人感センサーを搭載したモデルもあります。使用頻度が高かったり、使用時間が⾧かったりする場合は、このような省エネ機能付きモデルを選ぶのがおすすめです。

着火スピード:着火にかかる時間を事前に確認

石油ファンヒーターは、スイッチを入れてから着火するまでに少し時間がかかります。着火にかかる時間は、数十秒~2 分程度と製品によって違いがあるので、購入前に必ず確認しましょう。すぐに部屋を暖めたいなら、着火スピードの速いモデルがおすすめです。

消臭機能:灯油のにおいが気になる方におすすめ

消臭機能:灯油のにおいが気になる方におすすめ石油ファンヒーターは灯油を燃料としているので、灯油を燃やす際にどうしてもにおいが発生してしまいます。においが気になる場合は、消臭機能を備えたものを選びましょう。においを抑える機能としては、残った灯油をしっかりと吸引するモデルや、未燃ガスを浄化するモデルなどがあります。

そのほかの機能:給油のしやすさなども考慮を

そのほかの便利機能としては、給油や換気のタイミングを通知してくれる「給油・換気通知機能」があります。また、タンクの容量や給油のしやすさ、持ち運びやすさ、給油口のキャップの着脱のしやすさ、タンクの中の灯油残量を示す油量計モニターの有無なども、チェックしたいポイントです。タンク容量が大きいほど給油回数は少なくて済みますが、その分重くなるのでバランスを考えて選びましょう。給油口のキャップがタンクと一体化しているモデルもあります。

担当者
つくね

着火に時間がかかること、灯油独特のにおいが発生することは石油ファンヒーターのデメリットですが、着火スピードが速く、消臭機能付きのモデルも登場しています。早く部屋を暖めたい方、においが気になる方は、これらの性能・機能に注目して選んでみてください。

メーカー別・石油ファンヒーターの特⾧

石油ファンヒーターは、各メーカーから多彩なモデルが登場しています。ここでは、主要メーカー2 社の代表的な製品の特⾧をご紹介しますので、製品選びの参考にしてください。

コロナ:消費電力を抑えるヒートバックシステム搭載

コロナは、1937 年に石油コンロメーカーとして創業し、「つぎの快適をつくろう。」をスローガンに製品づくりをしているメーカーです。石油ファンヒーターは8 シリーズを展開しており、シンプルでコンパクトなモデルから多機能で大型のモデルまでそろっているのが魅力。対応畳数9 畳と居室での利用にピッタリのSR シリーズは、リモコンと大型パネルを備えた、年配の方にも使いやすい設計です。点火までの時間が約55 秒と短く、タイマーをセットしておけば約7 秒で点火できる機能もあります。点火時間が短く、消費電力を抑える「ヒートバックシステム」が採用されていますので、ランニングコストを節約できます。

コロナ:消費電力を抑えるヒートバックシステム搭載

ダイニチ:最短35 秒で着火可能な着火スピードが魅力

ダイニチは、1964 年に創立したメーカーです。石油コンロ、石油ストーブのほか、空気清浄機や加湿器、家庭用石油ファンヒーターなどを広く取り扱っています。石油ファンヒーターは、最短35 秒で着火可能です。シンプルでコンパクトなモデルから多機能で大型のモデルまでラインナップされています。9L の大容量タンクを備えたLS シリーズは、木造15 畳、コンクリート造20 畳に対応したモデルもあり、広いリビングで使うのに最適です。ほかにも、「パワフル秒速消臭システム」を搭載しているモデルは、においが気になる方にもおすすめです。

ダイニチ:最短35 秒で着火可能な着火スピードが魅力

Joshin web家電担当者が厳選!おすすめ石油ファンヒーター

ではここで、プロの視点で厳選した石油ファンヒーターをご紹介しましょう。いずれもJoshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひお部屋にピッタリのモデルを見つけてください。

担当者おすすめの石油ファンヒーター

石油ファンヒーターを上手に使うコツ

石油ファンヒーターを上手に使うコツ

石油ファンヒーターを上手に使うには、いくつかのコツがあります。特に、安全性にも関わる部分なので、購入前に一読しておきましょう。

1 時間に1~2 回換気する

石油ファンヒーターは、暖房能力が高いので寒冷地では手放せない暖房器具です。しかし、燃焼時に室内の酸素を使用するため酸素が減少します。そのため、換気が不十分だと一酸化炭素中毒になる危険がありますので注意が必要です。石油ファンヒーターの使用中は、必ず1 時間に1 回は窓を開けて、1~2 分程度の換気を行いましょう。寒冷地域で、石油ファンヒーターを使い慣れている方は問題ないですが、使い慣れていない方はつい換気を忘れてしまいがちなので、十分注意してください。効率良く室内の空気を入れ替えるには、対角線上に2 ヵ所以上の窓を開けるのが基本です。空気の入り口を小さく、出口を大きく開けると効果的です。窓が1 ヵ所しかない場合は、サーキュレーターなどを窓の外に向けて設置することで、空気の流れを作ります。

古い灯油を使わない

石油ファンヒーターでは、劣化した灯油の使用は危険です。「昨年は使えていたから」などの理由で、前シーズンの灯油を使ってしまうケースもありますが、前シーズンの灯油は劣化している可能性が高く、そのまま使うと点火不良や異常燃焼、故障の原因になることもあります。
保管中の灯油の劣化を防ぐには、直射日光や高温多湿を避けて正しく保管する必要がありますが、それでも知らないうちに雨水やほこり、砂などが混入していることがあります。実際に、石油ファンヒーターの不調を受けてメーカーが出張点検すると、その原因は昨年から持ち越した、もしくは⾧期保管などで変質した灯油や、不純物が混入した灯油を使用していたというケースが多いようです。取扱説明書に従い、灯油はできる限り毎年新しいものを準備するようにし、やむなく⾧期保管する場合は、正しく保管するようにしましょう。

窓を背にして使う

石油ファンヒーターは、背面から空気を取り込み、前面から暖めた空気を送り出す構造なので、冷たい空気の入ってくる窓やドアを背にして設置するのがおすすめです。空気の循環が効率良く行われるので、短時間で部屋が暖まりやすくなります。逆に窓やドアを背にしないで設置してしまうと、せっかく送り出した暖かい空気をまた取り込んでしまい、その間に窓やドアから冷気が侵入し続けてしまうので、なかなか部屋全体が暖まりません。

石油ファンヒーターで部屋中を暖めよう

石油ファンヒーターは、広い部屋でも隅々まで暖かくしてくれます。また、暖房能力の高さが魅力の暖房器具ですが、各モデルには対応畳数があるので、使いたい場所に合った畳数・サイズのものを選びましょう。その上で、利用シーンに合わせて点火スピードや省エネ機能、消臭機能などがどの程度必要かを考えて探すのがおすすめです。
ですが、石油ファンヒーターは、エアコンや電気ストーブ、電気ファンヒーターなどと違って、灯油を使う分、使用中の換気や灯油の管理に関する注意事項もあります。そういった石油ファンヒーターの特性を理解した上で、ご自身に合ったモデルを探してみてください。

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