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武州藍について

埼玉県 羽生市。

かつて武州と呼ばれたこの地は、渋沢栄一がモデルのNHK大河ドラマ「青天を衝け」の舞台でもあり、藍や綿の栽培に適していました。 明治の最盛期には200軒以上の紺屋があった藍染織物の産地です。 創業時は藍染めを日常的な衣服や農作業用の衣料として提供していました。 やがて合成繊維が普及し、伝統的な衣服の需要は縮小していきます。

しかし、武州の藍染織物は色合いに深みがあること、またその耐久性や密度が高いことなどから、剣道着の素材としてその伝統と価値は、今も、創業以来変わらず生き続けています。

現在、軒数は減りましたが、日本唯一の剣道着素材の産地として、 地域商標『武州正藍染』を守り続けています。