2023.October

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ハロウィンがやってくる

 
 
 

こどもだけでなく、大人もわくわくするハロウィンがもうすぐやってきます。

今年はどんな仮装をしようかな?どんなパーティをしようかな?
考えるだけで楽しくなってきますね。

わたしがまだこどもの頃は、ここまでにぎわっていなかったように思いますが、現在では経済効果でみると、バレンタインデーを凌ぐ勢いだとも言われています。

ハロウィン風の装飾をしたり、仮装やコスプレをしたりして楽しむ、秋の風物詩として定着しつつあるハロウィン。
しかし、ハロウィンとは具体的にどのようなお祭りなのでしょうか?少し調べてみました。

 

ハロウィンって?

ハロウィンの起源は、紀元前のケルト民族にまでさかのぼります。

古代ケルトでは11月1日が新年で、前夜の10月31日から、秋の収穫物を集めた盛大なお祭りが開かれました。またこの日には、死後の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくるとも信じられていました。
日本でいえば「大みそか」「秋祭り」「お盆」が一度に来るようなものだったのです。

その後ケルト民族はキリスト教化していきますが、祝祭の習慣は残り、キリスト教会が11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めたことから、その前夜=「All Hallo Eve」 が転じて、ハロウィンと呼ばれるようになったと考えられています。

 

仮装するのはなんのため?

ハロウィンには、ご先祖様だけでなく、悪霊や悪さをする精霊なども一緒に現世に来てしまい、子どもを攫ったり人の魂を取ったりするともいわれていました。
そのため人々は、それらと同じ格好に仮装して仲間だと思わせ、身を守ったのだそうです。

日本ではハロウィンといえば仮装を楽しむイベントとして、魔女やモンスターといった定番の仮装だけでなく、アニメや漫画、映画のキャラクターなどのコスプレをして楽しんでいる方が多く見られるのが特徴です。

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かぼちゃのランタンと「トリックオアトリート!」

ハロウィンといえば、かぼちゃでできた「ジャック・オ・ランタン」と「トリック・オア・トリート!(Trick or Treat!)」ですが、この風習はアメリカで確立されたものだそうです。

“意地悪なジャックは、悪魔をだまして生き長らえたため、寿命が尽きたのに天国へも地獄へも行けなくなり、カブで作ったランタンを持って永遠にさまよい続けている” ——— という、アイルランドの古い民話が元になっています。

カブがかぼちゃに変わった訳は、アメリカではカブに馴染みがなくかぼちゃの方が手に入りやすかったからだと言われています。

「トリック・オア・トリート!(Trick or Treat!)」
日本語に訳すと「お菓子をくれないといたずらするぞ!」という意味。この言葉をこどもに言われた大人は「ハッピーハロウィン」と言ってお菓子をあげるのが定番です。
諸説ありますが、悪霊にお菓子を渡して家に入ってこないようにお願いするという意味があるとか。
楽しく仮装をしてお菓子をもらえる「トリック・オア・トリート」は、アメリカのこども達にとってハロウィンのメインイベントとなっています。

日本では近所を回ってお菓子をもらう風習はあまり定着していませんが、季節限定のお菓子などを用意して楽しむのもよいかもしれません。

日本でのハロウィン

日本でのハロウィンは、全国各地で仮装パレードが開催されたり、こどもがお菓子をもらえるイベントが開催されたり、にぎわいをみせています。

特に仮装に関しては、サブカルチャー文化が人気の日本では、悪霊から身を守るための仮装とは異なり、漫画やアニメなどのキャラクター、芸能人のコスプレを楽しむイベントとして独自の進化をしています。

また、SNSの普及もハロウィンが広まった理由のひとつかもしれません。SNS映えするコスプレなどを楽しむイベントとしてハロウィンはより盛り上がりをみせています。

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起源や由来を知ってさらに楽しむ。

ハロウィンのもともとの起源をたどると、日本でいう大晦日や収穫祭、お盆を組み合わせたようなイベントであることが分かりました。

意味や起源を知っているだけで、物事はおもしろくなりますね!

日本ならではのハロウィンもよいですが、古くから語り継がれる意味を知った上で楽しむと、今年のハロウィンはさらに楽しくなりそうです。

 

 

webスタッフ わたなべ




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