コーヒーを美味しく淹れるちょっとしたポイント(お湯の温度編)
2017.02.07
Mariko.Kubota
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ドリップでコーヒーを淹れる時、
せっかくなら美味しく淹れたいですよね。
そこで今回は、おいしいコーヒーを淹れるためのちょっとしたポイント、
お湯の温度について紹介します。
頭の片隅に置いておくだけでも、きっと違うと思います。
お湯の温度とコーヒーの関係
コーヒーは、温度が高いお湯で抽出したコーヒーほど苦く、
温度が低いお湯で抽出したコーヒーほど酸味が強くなります。
これは、酸味の成分は抽出されるスピードが速く、
温度の影響をあまり受けないのに対して、
苦味の成分は、抽出が速いものもあれば、
抽出が遅いものもあって、多様です。
よって、温度が低いと、
抽出されない苦味成分が多くなるので
苦味が弱くなる、、というわけです。
適温でコーヒーを淹れる
では、コーヒーを淹れるのに最適な温度は?といいますと、
これが、一概に『●●℃です!』と言えないのです。
コーヒーのもどかしいところでもあり、
おもしろいところでもありますね。
適正な温度は、使うコーヒー豆や煎り具合などによって異なります。
一般的に、浅煎り〜中煎り(酸味強めのコーヒー)の場合は
比較的高めの温度のお湯で、
中深煎り〜深煎り(苦味が強めのコーヒー)の場合は
比較的低めの温度のお湯で抽出が向いているとされています。
と言っても、使用するコーヒーによってはもちろん、
個人の好みによっても異なりますので、
湯温計で測りながら、少し低めの湯温してみたり、
高めの湯温にしてみるといいと思います。
私はいつも最初は、85℃から始めます。
湯温計で測ってまで淹れるのはちょっと、、、
でも、家で毎回お湯の温度をはかって
いろいろ調整しながらコーヒーを淹れるのは、
ちょっと、、、、大変、、ですよね。
こんな説明をしている私でも、
いつも湯温計で温度をはかっているわけではありません(苦笑)。
なんとなく、、な感じで淹れることも多いんです。
そんな時は、沸騰したお湯をドリップポットにうつすと
部屋の温度にもよりますが、大体90℃に。
そこから30秒〜1分待って、コーヒーを抽出し始めます。
そうすると、なんとなく高すぎず、低すぎず、、
でコーヒーを淹れることができるんです。
その時に、浅煎り・中煎り・深煎りによって、
待ち時間を少し変えると更にいいと思います。
今回は、説明的になってしまいましたが、
まとめますと、、
『コーヒーは、温度が高いほど苦く、低いほど酸味が強くなる』
ということです(まとめすぎかも)。
ぜひ、覚えておいてくださいね。
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