【CAPE HORN】 徹底解析① 軽量ダウンTROPICOに秘められた魅力

「ネクスト トレンド ダウン」と囁かれる、イタリア発のダウンウェアブランドの「CAPE HORN」。
自身が探検家であるクリエイティブディレクター 「ジルベルト フェラーリ」によって、高機能でありながら、軽さやトレンド・ファッション性を意識した魅力的なアイテムが生み出されています。

そんな「CAPE HORN」のアイテムの中から、現在メインアウターやダウンをお持ちの方にもぜひおすすめしたい、サッと袖を通せるダウンがありますので、ピックアップさせて頂きました。

TROPICO (トロピコ) / -10℃ シャイニーナイロン ダウンジャケット ¥42,900 税込

柔らかな生地感と光沢を持ち、ダウン90% フェザー10%の黄金比のままボリューム感を抑えた軽量ダウンジャケットになります。

実際に袖を通してみました。
アウトドアはもちろん、タウンユースにも適したスッキリとしたシルエットとなっており、腕周りは少々タイトに感じますが、包まれるようなフィット感という感覚の方が大きいですね。

着用直後から即暖かくなる感覚で、ジップを全部閉じた時には首周りの防寒性も高いですね。
また、身幅やウエスト周辺にはほんの少し余裕を持たせてあり、動きやすくなっています。

前ポケット内部の外向き側には、若干毛足が長めなスーパーマイクロファイバーが採用されています。
手を入れた時のフワフワした感触が、心地いいですね。
ポケット奥の体側には短めのマイクロファイバーがあり、取り出しやすさ等の使いやすさも考慮されているのは嬉しいポイント。

こちらの『TROPICO (トロピコ)』は、ジッパーテープと裏地がボディと同系色の落ち着いたカーキとなっており、裏地のプリント等のアクセントがあることで、全体の印象にも変化を与えています。
太陽の下等では、裏地の色は目立ちすぎない程度に鮮やかに見えると思います。

超高品質の800フィルパワーダウンにより、ボリュームが抑えられているとはいえ想像以上の暖かさを実感できます。
「生地の手触りも良く、この軽さも想像以上」というのが第一印象でした。
ナイロン系のダウンとしては落ち着きのある艶なので、パンツの選択肢も幅が広がりそうですよね。


一通り見ていただきましたが、真冬の時期では同ブランドだとHIELO (ヒエロ)やMISTRAL (ミストラル)の方が機能性や防寒性は高いでしょう。
しかし、時期的なものであったり、短時間の着用や動きやすさも考慮すると、同じ価格帯のダウンと比べて非常に優秀なダウンだと思います。

実際に試着をした方が、「これはいい」と実感して購入されることが多い「CAPE HORN」。
メインアウターをすでにお持ちの方にとっても、肌寒い時期全般に活躍する『TROPICO (トロピコ)』のコスパの良さにはきっと驚かれると思いますよ。