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寝具をより良い状態で長持ちさせる、「寝具」の使い方・お手入れの話
寝具のお手入れって大仕事になりがちですし、
タイミングも人それぞれ。一週間に一度、一ヶ月に一度、それ以上…
お洗濯できないものはどうやってお手入れするのか、
お洗濯できるものでもどうやって洗濯すればいいのか悩むところ。
そこで!私たちは
質の高い寝具を取り扱う専門店として、
お買い上げ頂いた後も安心してお使いいただけるように、
清潔に、寝具が長持ちするお手入れ方法をお伝えします。
お手入れをしないで使用し続けるとどうなる?
まず製品の
耐久年数(寿命)が短くなります。
寿命が短くなる大きな原因は、毎日睡眠中にかく寝汗による
「湿気」や
「汚れ」
私たち人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
その汗から発生する湿気を放置したままですと「ダニ」や「カビ」の温床になりやすく、
汚れ(脂分や老廃物)は乾燥させるだけでは取れずに蓄積していきます。
羽毛や繊維にくっついてしまうと
羽毛がヘタってしまったり、
繊維が傷んでしまったりといい状態ではなくなってしまいます。
だからこまめなお手入れが必要になってきますし、
しっかりとお手入れしていれば良い状態が続きますので製品も長持ちします。
寝具全般の共通のお手入れ方法
寝具の使い方
敷き寝具、掛け寝具、まくら、敷きパッドなどの寝具の生地の傷みや汚れを予防するために、
シーツやカバーを掛けてお使い下さい。
ポイント1
シーツはこちら >>
生地を傷めてしまわないように、大きなホコリや固形物は
軽いブラッシングで取り除き、掃除機を使ってお掃除の場合は
優しく当てて吸い込む。
ポイント2
寝具のお手入れ方法
定期的に湿気を抜くために
週に1回(掛け寝具は月に1回)を目安に、カラッと晴れた日の
日中2〜3時間、風通しの良い場所で、天日干しできる寝具は生地の日焼けを防ぐためにカバーや布を被せて日に当て、天日干しできない寝具は直射日光の当たらない場所で陰干ししてください。
ポイント1
外に干せない天気、季節などの場合は
「布団乾燥機」をご活用ください。高温を避けるために寝具と布団乾燥機の間に
タオルを1枚挟んでお使いください。
ポイント2
寝具の洗い方
ご家庭で洗濯される際は、
洗濯表記を必ずご確認ください。洗濯できるのはウォッシャブルや水洗いなどの表記のあるものです。
ポイント1
どうしても取れない頑固な汚れや、全体的に汚れてしまった場合、汗染みなど
ご家庭で対処できないものは、専門の業者にクリーニングに出していただくことをオススメします。
ポイント2
敷き寝具
通常の使用方法
空気の通りをより良くし湿気を逃すため、敷き寝具を
壁から離して置いてください。
ポイント1
カビの原因にもなる湿気や寝汗が気になるときは、
「除湿シート」をお使い下さい。
ポイント2
除湿シートはこちら >>
敷き寝具のお手入れ方法
ベッドマットレスをお使いの場合は、風通しの良いお部屋の中で
壁に立てかけていただくと、湿気も抜けて日光による日焼けの心配もないのでオススメです。
ポイント1
敷き寝具は毎晩体重を支えているので、一部分に重みをかけすぎると
へたりの原因になります。定期的に
頭方向と足方向をクルッと回転させて、寝具にかかる体重を分散しましょう。
ポイント2
敷き寝具を汚してしまったら?
飲み物や液体のものをこぼした時は、
乾いたキレイなタオルでトントンと叩きながら水分を写し取ってから、ドライヤーなどでしっかり乾燥させる。
ポイント1
万年床は避けるべし!
ダニもカビもジメジメしたところを好み、ダニは湿度75〜85%、カビは湿度70〜95%が発生しやすい湿度です。
万年床のお布団の間には、お休み中に発散した寝汗がたまり、湿度が常に高い環境になりやすいので、こまめに通気し、湿度を下げることが対策として有効です。
\POINT!!/
掛け寝具
通常の使用方法
起きた後の収納は、就寝中の湿気をしっかり抜くために半分ほどめくった状態で、
少し時間をあけてから収納しましょう。
ポイント1
詰め物や生地に負荷がかかり消耗が早くなってしまいますので布団圧縮袋は使わず、収納時は
通気の良い収納袋に入れてください。
ポイント2
掛け寝具のお手入れ方法
生地の痛みや詰め物の吹き出しを防ぐために布団叩きは使わず、
優しくブラッシングしてホコリや固形物を取り除いてください。
ポイント1
掛け寝具を汚してしまったら?
洗えない掛け寝具が部分的に汚れてしまった場合は
固く絞った濡れタオルで軽く拭き落とし、汚れが落ちたらしっかり乾燥させてください。ゴシゴシ擦ってしまうと余計に汚れが広がってしまいます。
ポイント1
洗えるタイプの掛け寝具の場合は、商品に付いているタグに記載されている
洗濯表記に従ってお洗濯してください。
ポイント2
洗える掛け布団はこちら >>
収納テクニック!
使わない期間のお布団は干して湿気を逃してから、通気性の良い袋や使い古しのシーツなどに包み、防虫剤を入れて湿気の少ないところにしまってください。
長期間圧縮すると寝具の
ボリュームが損なわれたり、詰め物を潰してしまうこともありますのでご使用は避けてください。
\POINT!!/
まくら
通常の使用方法
日頃のお手入れとして、起きた後に
まくらの底面に空気が通るように立てかけて湿気を抜いてください。
ポイント1
まくらは右の図の首部分にある
小さなS字を支えるものです。まくらを
肩に軽く当たるところにセットしてお使いください。
ポイント2
まくらはこちら >>
まくらのお手入れ方法
まくらのお手入れは
「湿気を溜めないこと」、
「カバーをこまめにお洗濯する」ことが効果的です。洗い替えのカバーを揃えておくことをオススメします。
ポイント1
まくらカバーはこちら >>
まくらを汚してしまったら?
洗えるまくらの場合は、商品に付いているタグに記載されている
洗濯表記に従ってお洗濯してください。
ポイント1
洗えないまくらの場合は、
固く絞った濡れタオルで汚れを叩き、写し取ってください。汚れが取れましたらドライヤーなどで
しっかり乾燥させてください。
ポイント2
洗える?洗えない? 商品についているタグをご確認ください。
【洗える素材】
ポリエステルわた・
パイプ・
マルコビーズ
【洗えない素材】
羽根・
ウレタン系・
そばがら・
一部ポリエステルわた
※上記以外の例外もございます。必ず製品情報を確認してください。
\POINT!!/
敷きパッド
通常の使用方法
敷きパッドにも
暖かさと寝心地をプラスする商品と、
防水や冷感などの夏向けの商品がございますので、用途に合わせて敷きパッドを取り替えてください。
ポイント1
敷きパッドはこちら >>
敷きパッドのお手入れ方法
敷きパッドは眠っている体とより多く、より長く接している寝具です。体重が一方向にかかりすぎると
へたりの原因にもなりますので、
定期的に頭方向と足方向をクルッと回転させて、寝具にかかる体重を分散しましょう。
ポイント1
敷きパッドを汚してしまったら?
部分的に汚れてしまった場合は、
濡れタオルでトントンと叩きながら汚れを写し取ってください。ゴシゴシ擦ると生地の傷みの原因になってしまいます。
ポイント1
日頃のお手入れ方法!
毎日でなくとも、やはり定期的に洗濯、乾燥させてあげると良いです。
また、毎日の日頃のお手入れとしては、
除菌・消臭スプレーが汗のニオイがたまりやすいベッドパッドにはおすすめです。
20〜30cm離して表面全体が少し湿るくらいにスプレーをして乾燥させればOK!!
\POINT!!/