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第3回睡眠環境いろは「1日の体温変化(体内温度)」

「1日の体温変化(体内温度)」

人の体温は、一定の周期で微妙な変化が起きています。食事を取ることや入浴することストレッチなどの運動をすることで体温は上がり、その1時間半から3時間後にだんだん下がっていきます。この体温が下がる時に眠気がもたらされます。

午後2時〜3時頃に眠たくなって集中力に欠けることがあるのは、昼食を取って体温が上がり、その後じわじわと下がってくるため「おやつ」の休憩などは、昔からの理に叶った習慣だと考えられます。

人は眠くなると皮膚温度を上げて、体内温度を下げます。起きている時の体内温度は、皮膚表面温度より1℃ほど高い37℃前後(個人差があります)。睡眠時にこの体内温度は約1℃下がり、起床時に上がっていきます。入眠時に体内温度を下げるために皮膚表面から放熱するので、皮膚温度が上がり手足が温かくなります。眠くなると子供の手足が温かいのはこのためです。

睡眠に入りやすくするためのワンポイント
食事や入浴は寝る時間の1時間30分から3時間前に!個人差は有ります

株式会社ロマンス小杉 営業企画室 スリープリサーチデビジョンマネージャー 中川雅彦様