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第1回 睡眠環境いろは 「ノンレム睡眠とレム睡眠」

人の睡眠は、脳が休息と活動のリズムをつかさどる機能として進化してきたものです。レム睡眠は魚類・両生類・爬虫類などが身体を休ませるために、筋肉の緊張を解いてエネルギーの節約を行う睡眠方法です。

鳥類、哺乳類は進化の過程で大脳を発達させた為に、レム睡眠のみでは充分な休息を得る事ができず、新たにノンレム睡眠が備わってきたと考えられています。

人の睡眠リズムでは、ノンレム睡眠とレム睡眠が約90分周期で一晩に4,5回繰り返し次第に浅い眠りになり目覚めます。

ノンレム睡眠とは、大脳を鎮静化し休ませ回復させる眠りで、眠り始めから約90分間以内に最も深い眠りになります。この深い眠りの時に成長ホルモンが多く分泌されます。

レム睡眠とは、大脳を活性化するための眠りで、ノンレム睡眠から脳を目覚めさせる眠りでもあります。このレム睡眠時にわたしたちは夢を見ています。また、眼球運動(Rapid Eye Movement [ラピッドアイムーブメント]の頭文字からREMと名づけられた)が見られるのもこの時で、起きていたときに学んだことが記憶されます。

株式会社ロマンス小杉 営業企画室 スリープリサーチデビジョンマネージャー 中川雅彦様