こだわり安眠館 メールマガジンコラム バックナンバー

第6回「何時間寝なくてはいけないの?」

短時間睡眠vs長時間睡眠 あなたはどちら?
日本人の平均睡眠時間は7時間という調査結果があります。
先日ある有力新聞が「長生きするなら7時間睡眠」という記事を掲載しました。
世界規模の統計では、6時間や8時間よりも睡眠時間が7時間の人が長生きしているというものです。

本屋さんに行くと「短時間睡眠法」というタイトルの本があります。
「かのナポレオンはたった4時間の睡眠でヨーロッパを席巻した。
貴方は惰眠を貪っていないか。」という内容のものです。

短時間睡眠の代表がナポレオンなら、長時間睡眠の代表はアインシュタインです。
相対性理論を発見した天才は、10時間以上の睡眠時間に加え、昼寝をしていたそうです。

では、何時間眠るのが良いのでしょうか。これは人によって異なります。
自分にとって快適な時間を知ることをお薦めします。
とても気持ちよく起きた朝に、次のことを確認しましょう。
昨夜は何時に寝たか。お酒の量はどれ位だったか。
寝る前に何をしたか。これらのことを意識するだけで、自分にとっての適正な睡眠時間が分かります。

「私は平日5時間しか寝ていない。2時間の睡眠不足が月曜日から金曜日まで5日間。だから10時間を土日で取り戻さねば…」
なんて、勝手な理屈を並べないでください。週に5日間5時間なら、平均睡眠時間は5時間。寝すぎるとかえって寝ボケてしまった経験はありませんか。

でも寝不足は辛いですよね。
そんな時は『仮眠』をとってください。
仮眠は睡眠とは違います。
ソファーなどに横にならずに座ったまま、体を楽にして目を閉じる、『座位安静』が基本です。
時間は30分程度。
それでも頭はスッキリします。
ぜひ、お試しください。

西川産業株式会社 営業戦略室 大木亨様