陶器ができるまで作品によって一概には言えませんが、
成形から完成まで約１ヶ月～２ヶ月程度かかります。

陶器作品ができるまでの工程をご覧ください。
TOPICS
　　
土練り
粘土の水分を調整し、十分に練り上げ
素地の中の空気を抜き均一化します。

菊練りの完成です。
粘土の生地が完成したら
いよいよ成形の工程にはいってまいります。
成形には手作業でおこなう場合と、電動ロクロでおこなう場合があります。
TOPICS
　　
成形
■タタラ造り   ■電動ロクロ
 
1生地をしっかりと固定し均等な厚みに切り出します。   1.土を上げ下げして生地の粒子を整えます。
 
2.これがお皿の元になります。   2.穴を開け底になる部分を作ります。
 
3.治具にあわせて正確に円を切り出します   3.形状を整えます。
 
4.へりを滑らかに整えます。   4.へりを滑らかに整えます。
 
5.形くずれしないように固定して。。   5.慎重に切り離して。。
 
6.完成。   6.完成。
TOPICS
　　
削り
1電動ろくろを使用して、コテなどで
形をつくります
2.カンナ等で余分な土を削り取ります。
湯呑みなどの裏にある高台もここで
削り出します。
3.形状ができました。
4.底にサインを施して完成です！
基本の形ができました。
ここからはできあがった作品を仕上げる為に
各々を 乾燥させます。
TOPICS
　　
乾燥
できあがった作品は約一週間かけて完全に
乾燥させます。
十分乾燥させることができました。
ここからは素焼きをほどこし、絵付けの段階に
入ってまいります。
TOPICS
　　
絵付け～釉薬がけ

1 呉須（ゴス）や弁柄（ベンガラ）と呼ばれる
顔料での筆書きが主となります。
2.陶芸用絵の具で細いラインも描きます。
3.裏面もわすれずに。
4最後に.釉薬をほどこします。
違う色の釉薬を組み合わせて重ね掛けもできます。
絵付け、釉薬がけも終了したら、いよいよ
最終工程「焼成」です
TOPICS
　　
本焼成

作品を窯の中に入れて約12時間かけて1260
℃まで温度を上昇させて焼き上げます。
酸化焼成と還元焼成の2種類の焼き方があります。
2～3日かけて自然に窯の温度が下がるのを待ちます。
TOPICS
　　
完成

作り始めてから焼き上がるまで約1ヵ月～２ヶ月かかります。
焼きあがった粘土は完成時に約15％収縮します。
＞TOPページにもどる