龍郷町について
龍郷町は、鹿児島市から南へ約380キロ、鹿児島県本土と沖縄本島のほぼ中間の洋上に浮かぶ
奄美大島の北部に位置し、約6千人が暮らしています。
気候は海洋亜熱帯性気候、年間平均気温は約21度、降水量は年間で3千ミリに近く、
湿度が年平均75%と高いことが特徴です。
雨が多く、日照時間は全国平均より少なめですが、この特異な気候により、穏やかで美しい景観が育まれ、奄美固有の貴重な“動植物の宝庫”としても恵まれた大自然を有しています。
また、世界三大織物にも数えられる「大島紬」の代表的な柄である
「龍郷柄」「秋名バラ」発祥の町であり、これまで大島紬のまちとして発展してきました。
西郷隆盛翁の流謫地や国重要無形民俗文化財の「秋名アラセツ行事」など、素晴らしい地域文化も持ち合わせています。
来島された際、雨が降ってもがっかりしないでください。もともと雨が多い土地です。雨で潤う緑の木々、龍のように山々に渦巻く霧をどうぞお楽しみください。
雨の日は、龍郷町文化財展示室や大島紬の製造工程の見学、
泥染め体験、黒糖焼酎工場の見学などもおススメです。
素晴らしい自然・歴史・文化をつむぐまちとして、
多くの魅力にあふれる龍郷町の応援をどうぞ宜しくお願いします。
※龍郷町へのアクセスは、空港・港からバス、タクシーまたはレンタカーをご利用ください。観光の場合、町内の移動はレンタカーを利用される方が多いです。バスご利用の場合は、時刻表をあらかじめ確認しておくことをお勧めします。
(奄美大島へは、東京・大阪・福岡より直行便が就航しています。)