田辺城跡(舞鶴公園)

2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀とともに激動の戦国時代を生きた細川藤孝(幽斎)が、織田信長の命により、丹後平定のために築城。現在は廃城され、本丸付近は舞鶴公園となっています。
舞鶴の地名は、田辺城の別名「舞鶴(ぶかく)城」に由来するという説もあります。

引き揚げの舞台

舞鶴市では、第二次世界大戦後の昭和20年10月7日から13年間にわたり、およそ66万人の引揚者と遺骨1万6千柱を迎え入れました。
当時の舞鶴の人々は、終戦直後で食料も物資も充分でなく自分たちの生活もままならない状況でしたが、お茶やふかし芋をふるまい心身ともに疲れ果てた引揚者を、まちぐるみであたたかく迎え入れました。
また、舞鶴引揚記念館に収蔵するシベリア抑留と引き揚げ関係資料は、平成27年10月10日にユネスコ世界記憶遺産に登録されました。