Thinkチェアが発売されるまでには、4年もの期間と10億円以上の費用がかかっています。
これは開発にあたり「人が一日中どうやって座っているか」を研究調査するために費やされた時間でもあります。
そしてその研究から導き出された答えを具現化したのがこのThinkチェアなのです。

何気なく座っているとき、あなたの体重を支える背中や腰にかかる圧力は一定ではありません。
Thinkチェアは11分野におよぶ研究の結果たどり着いた33本のワイヤー構造で、背中にかかる圧力が一点に集中したり空白部分ができることを防ぎます。

パソコンに向かう、書類を記入する、リラックスする・・・
座っていても作業はさまざまに変わり、それによって最適な姿勢も変わります。
21人のスペシャリストによる開発チームはその点にも着目。スムーズな動きで姿勢の変化をサポートし、常に快適に作業姿勢を保つことを目指しました。

最近のオフィスチェアには、多くの調整レバーが付いたものがあります。そのために「背もたれを調整するのはどのレバーだっけ?」と、作業を中断してしまった経験ありませんか?
Thinkチェアは、700人以上のさまざまな身長、体重、体格の人でテストを繰り返し、シンプルなダイアル1つで快適な姿勢をサポートします。


いよいよ来ました!まずはフォルムチェック!
第一印象は座って大丈夫?でした。
シンプルなつくりがウリっていうのはわかっていましたが、いざ目の前で見るとちょっと華奢な雰囲気が、ガッチリ(?ムッチリ?)体格な私にはちょっと不安。
でも、さすがSteelcaseと思わせたのは、全体の綺麗さ。パーツ1つひとつがしっかりしていて、計算された無駄の無いフォルム!まさに機能美!!
<店長コメント>
デザインとは、単に見た目の問題だけではありません。それは素材と機能の整合性、そしてその意図をひとつに統合すると言うことです。Thinkチェアはエンジニア、環境問題の研究者、デザイナーがそれぞれの分野から「真のイス」を語り合った結果生まれたイスなのです。



さて、いよいよ初座りです!ヨイショ。
おぉ!なんだこの、体重を預けた時のふんわり感は!!
他の高機能チェアと比べてみてもやはり違う。衝撃が、ガツンとお尻にこない!



いよいよThinkチェア、仕事場デビューです!
ロッキングの強度を調整して、いざ!!


ふぅ、ちょっと休憩。
Thinkチェアのすごいところは、座るだけじゃなく立つのも楽!ってところ。座面の一番前の部分がしなるから、以前は思わず「どっこいせ」って言っちゃっていた私でもスッと立ち上がれます!
そして長時間使ってみて実感するのは、やっぱりこのサポート力がすごいってこと。
どんな姿勢でもちゃんとバランスをとって作業姿勢を保ってくれるから、長時間座っていても疲れにくい!
ただ、サポート力はある程度体重がかかってこそ力を発揮するもの。小柄な女性ではこのサポート力は存分には満喫できないかも・・・
でも座面も通常より広めだし、平均的な体格の男性ならかなり満足できるはず!
Thinkチェアは、もしかしたら私のようにオシャレに働く男のためのイス!なのかな。