

歴史と伝統が受け継がれる京都では、伝統工芸品として「京印章(※)」が広く親しまれ、使われています。当店では、技術を現代に受け継ぐ職人の協同組合である京都府印章業協同組合より認定を受けた「京印章制作士 井ノ口清一」が、印章を監修・作製させていただきます。
※京印章とは、京都で作られた伝統と技術を継承する印章の総称で、京都の歴史と共に歩んできた、京都府の伝統工芸品です。
手書き文字印影と手仕上げ彫刻にこだわる当店の印鑑は、一画一画に心を込めて作製しています。コンピューター文字や彫刻機のみによって作られた印鑑が量産される昨今だからこそ、職人の手仕事による温かみある印鑑の価値を知っていただきたい。待ってでも手に入れる価値がある印鑑作りに努めて参ります。


京都三大祭りとして知られる葵祭が行われる事でも有名な世界遺産、下鴨神社。歴史ある京都の中でも最も古い神社の一つです。古くより印は宮廷や社寺において貴重な存在として扱われ、契約の神として御本殿間近に印社が祀られています。明治6年10月1日太政官布告で一般庶民も実印の使用が認められるようになり、これを記念して近年10月1日を「印章の日」と定められました。毎年その時期に下鴨神社の境内にて「印章祈願祭」が開催され、全国の皆様からお預かりしたお役目を終えた印章をご祈祷の上、埋納されています。
|