睡眠環境寝具指導士直伝！お布団の取り扱い方

羽毛布団・羊毛布団のお手入れ方法を教えてください。


	臭いの問題は住環境・季節にもよりますが、湿気が多いと臭いが発生しやすいと言われています。まずは、商品到着後すぐに上下にパタパタと仰いで羽毛布団や羊毛布団の中の空気を入れ替えてください。羽毛布団や羊毛布団の生地やダウン・繊維損傷を抑えるためにも陰干しをおすすめします。


	天日干しはせずに、カバーを定期的に取替えお洗濯すること、日中風通しの良い部屋で布団を拡げ、あるいは陰干しで軽くはたく、掃除機をかけるなどをお勧めしております。強い直射日光は生地を傷める要因になりますし、強くはたくことはダウンや繊維を壊し、機能低下に繋がりますので十分にご注意ください。また、壊れた繊維片がほこりの原因にもつながりますので、アレルギー持ちの方は特にお気をつけください。


	羊毛はボリューム感が使用による経年劣化で他の繊維よりへたってしまったように感じる場合がありますが、これは、毛のキューティクルが絡み合い、フェルト化しやすい特性があるからです。羊毛特有のものであるとご理解いただけたらと思います。


	まずは布団干しで布団の湿気を飛ばしてください。湿気が多いとカビの原因となるので気をつけましょう。クローゼットにしまう場合は、風通しがあまり無いので、時々、布団を風に当てて湿気を飛ばして頂くか、除湿剤をお使いください。