食べ物がおいしい秋
天高くわんにゃん肥ゆる秋。
過ごしやすい気候となり、食べ物がおいしい季節でもありますよね。
今回は犬・猫と一緒に楽しめる秋が旬な食材と、気を付けたいNG食材のお話です。
はじめに
持病がある場合は食べない方が良い食材の場合があります。獣医師の指示に従ってください。
わんにゃんが苦手な場合やアレルギーがある可能性もあります。初めての食材は必ず飼い主さんが判断してください。
わんにゃんが食べてOKな秋の味覚
■さんま
秋の味覚代表ともいえるさんまにはDHA、EPA、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、タウリンなどが含まれます。
しっかりと加熱し、味付けをしておらず内臓や骨を取り除いた身の部分を与えましょう。
栄養豊富ですが脂肪分も多いので与え過ぎないようにしましょう。
■柿
食物繊維、ビタミンA、ビタミンC、ベータカロテン、タンニンなどが含まれる柿。
水分も豊富です。皮・種・ヘタは取り除き小さくカットしてあげましょう。
果糖が多く含まれているため与える量に気を付けましょう。
■梨
梨は約90%が水分。水をあまり飲まないわんにゃんの水分補給としても梨を与えることができます。
その他にはカリウム、食物繊維、アスパラギン酸などが含まれています。
皮・芯・種を取り除き小さくカットしてあげましょう。ほぼ水分であっても他の食材同様与え過ぎは禁物です。
なお未成熟の梨にはわんにゃんにとって健康を損なう恐れのある成分が含まれていますので お散歩コースなどに梨の木がある場合、落ちている実を食べてしまわないように注意してください。
■栗
栗にはビタミンA、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンEなどが多く含まれます。
加熱し、外側の硬い鬼皮と薄い渋皮を取り除いてから与えましょう。
なお、カロリーが高いので与える量に気を付けましょう。
■さつまいも
ビタミンA、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが豊富なさつまいも。
加熱したうえで丸のみしないよう小さくしてから与えましょう。
また、栗と同様にカロリーが高いので与える量に気を付けましょう。
気を付けたいNG食材
■ぶどう
秋の果物として人気の高いぶどうですが、わんにゃんにとっては健康を損なう恐れのある成分が含まれているNG食材。
ぶどうの実だけではなく、皮、ジュース、搾りかす、レーズン、ジャム、グレープシードオイルも与えないように注意しましょう。
■イチジク
夏~秋にかけて旬を迎え美容・健康に人気なイチジクですが、わんにゃんにとっては健康を損なう恐れのある成分が含まれている?G食材。
生だけでなくドライフルーツや甘露煮、ジャムなど加工されているものも与えないようにしましょう。
また、葉や茎からでる乳汁も口にしたり触れたりしないように注意しましょう。
■銀杏
炒めて塩をかけて食べたり、茶碗蒸しの具にしたり、独特の味と食感が魅力の銀杏。
しかし食べる量によっては人間でも中毒を起こす危険がある、わんにゃんNG食材なので与えないようにしましょう。
また銀杏の皮には炎症を引き起こす可能性のある成分が含まれているのでお散歩の際などに、落ちている実を踏んだりしないように注意しましょう。
最後に
OK食材・NG食材は今回紹介した以外にもたくさんあります。危険な食材をあらかじめ知っておき、旬の味覚をわんにゃんにと一緒に楽しみましょう♪
基本的に食事はペット用フードを与え、持病やアレルギーがある場合は獣医師の指示に従ってください。