ロゼットの作り方

製作に必要な材料・道具
  • リボン(1個あたり垂れリボン2枚で15〜20cm程度。ただし好みによって増減)
  • プリーツリボン(1個あたりおおよそ15〜16cm程度。大きさの好みや、個体差によってやや増減)
  • 48mmくるみボタン シェル
  • 48mmくるみボタン 足なしバックパーツ
  • 48mmくるみボタン 打ち具
  • ロゼット製作ガイド&裏紙(※裏紙なしの改良版ガイドを使用する場合はこちらの作り方を参照)
  • クリップ付きピン
  • インクジェット生地シート(PCやスマートフォンで製作したデザインをインクジェットプリンタで印刷)
  • 生地切り抜き用テンプレート(印刷する場合、48mmくるみボタンの場合は円サイズ75mm程度)
  • グルーガン(+グルースティック)
  • ハサミ

※ロゼットキットをご購入の場合は、グルーガン(+グルースティック)とハサミ、ご自分のデザインとインクジェットプリンタのみ別途ご用意ください。

※インクジェット生地シートに印刷する際に、テンプレートサイズの円を描画する場合は、切り抜き用のテンプレートは不要です。

※製作の際は、グルーガンはしっかり温度が上がった状態にしてから使用してください。グルーの温度が低いと固まるのが早く、微妙な位置調整が難しくなるため、失敗する可能性が高まります。また、やけどには十分注意して作業を行ってください。

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デザインをインクジェット生地シートに印刷し、テンプレートのサイズに切り抜きます。

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打ち具の透明のパーツを当て、デザインの配置を確認します。

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配置に問題がなければ、生地の裏からシェルを押し込みます。 (押し込んだ後、表側を見ながら生地の端を引っ張るなどして細かい位置調整をします)

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余った生地はシェルの内側にしっかりと織り込んでおきます。

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織り込んだ生地の上にバックパーツを乗せます。バックパーツの向きは、窪んでいる方が裏側になるので間違えないようにしましょう。

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バックパーツの上に打ち具の青いパーツを乗せ、指でしっかりと押し込みます。

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裏返して反対側を指で押し込み、ボタンを取り出します。

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これでくるみボタンを作ることができました。

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次はプリーツリボンを加工していきます。まずはリボンの端を写真の位置でまっすぐに切って整えます。

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端から15〜17プリーツ分の位置で切り離しますが、適当に切ってしまうと綺麗に作ることが出来ません。まずは糸だけを切り離しましょう。(今回は15プリーツでカットしています)

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糸を切った後、先ほど整えた端に近い方を指で摘んで押さえ、ほつれないように注意しながら軽く広げ、写真の位置で少し余裕をもって切り離します。

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ヒダの部分と、切り離した際の余りのリボンの間(谷になっている場所)にグルーを軽く流します。(グルーを付けるのは写真の位置だけです。外周側には付けないようにしましょう)

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グルーを流した部分に、反対側のヒダの折り目を差し込むようにして(山と谷を合わせる形で)貼り付けます。他の部分と違和感がないように幅や重なりを意識して行いましょう。

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裏側を見るとリボンの余りが立ち上がってしまっているので、縫製のラインに少しだけグルーをつけて貼り付けます。(付け過ぎると不自然になるため、少量で問題ありません)

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綺麗に輪っかが出来たら裏側を向け、縫製のラインに沿ってグルーを付けます。

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ガイドに乗せて貼り付け、紙に描かれた円に沿って形を調整します。(グルーが固まってしまう前に急いで行いましょう)

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次に、垂れリボン用のフラットリボンを用意します。長さはお好みですが、あとで調整出来るように少し長めに切っておくと良いでしょう。

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リボンを半分に折り、角から斜めにハサミを入れると、簡単に逆V字にカットすることが出来ます。

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もう一枚も同じように切ってしまいましょう。(ここでは逆V字を採用していますが、お好みでどんな形を作っていただいても構いません)

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垂れリボンの端を少し重ね、角度を付けた状態でグルーを付けてガイドの裏に固定します。

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そのままでは垂れリボンが見えてしまう状態なので、ガイドにぴったり合うように裏紙を貼り付けて見た目を整え、同時に耐久性も確保します。

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先ほど作成したくるみボタンの裏にグルーを付けます。この時、少し盛り気味で数カ所付けておきましょう。

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デザインの向きに注意しながらボタンを真ん中に置き、グルーがしっかりと張り付くように指で軽く押した状態で固めます。

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最後に、裏にクリップ付きピン(両面テープ付き)を貼り付けたら完成です。

※今回のように15プリーツ分、あるいはそれ以下で作る場合、ガイドの円が見えず貼り付け位置がやや分かり難いため、初心者の方は16〜17プリーツ分で製作される方が比較的簡単です。(基本的にサイズは見た目の好みで選択してください)
ただし、逆に大きすぎると今度はくるみボタンを貼り付ける際に縫製の糸が見えてしまう可能性があるため、あらかじめガイドやくるみボタンにプリーツリボンを当て、サイズ感を確かめてから製作することをおすすめいたします。(ほとんどの場合、17プリーツ分でギリギリ糸が見えない位置になります)