突撃!!あなご筒漁 乗船レポート



初日(仕掛け)
11. 柴漁港と隣の金沢漁港では乱獲を防ぐため、協定で出漁曜日と時間を決めています。柴漁港の沖の定位置に、13:50ごろに全部で20隻前後のアナゴ船が集まってきます。
12. 14:00ジャスト!!各船とも一斉に全速力でスタート!まるでボートレースを見ているようなすさまじい勢い。ちなみに合図の音はない。時間ジャストのスタート。
13. 時速で約50km近いスピード。自分が狙う漁場を確保するため、我先に目的地へと向かう。写真ではスムーズに進んでいるように見えますが、上下の揺れがすごい。もちろん水しぶきもハンパじゃない。よくこんな風に写真に収まったと我ながら感心してしまった。

14. 全速力で15分ほどで目的地の東京湾の「中の瀬」に到着。ここは15〜22mの浅瀬で、魚影が濃い場所。ちょうど東京湾のド真ん中です。筒がつながったロープの端に目印のブイをつけ、コレを海に投入して筒を投げ入れていく。

15. 船長の斎田さんが船を走らせながら、乗組員が一本づつ海に放り込んでいく。
16. 船が走っているのでロープが物凄い勢いで出て行きます。長いロープに適当な間隔で筒が結ばれているので、結び目をよく見ながら投げ入れていきます。じっと見ていたが素人には投げ入れるタイミングが全くわからなかった
17. このロープが絡まった状態で出て行くことが良くある。コレがかなり危険で、数本の筒が一気に出るため、ロープが体に絡まるとかなりヤバい。現にこの日も足に絡まって海に引き込まれそうになった。船長は作業状況を注意深く見守りながら船を操縦しなければ、乗組員の命にかかわる

18. 600本もの筒を投げ入れるのは、体力はもちろん、前述のロープを注視しながらの投入のため、精神的にもかなりきつい

19. すべての投入を終え、柴漁港へ戻ります。明日の早朝、今度は引き上げだ!!
20. 柴漁港の堤防脇にあるセルフの給油所。明日の出漁に備えて給油をする。皆IDカードを持っており、それを機械で読ませて、清算は後日。ちなみにこの船のタンク容量はなんと1,000リットル





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