第三回 “スキレットで焼くまぐろのかま”



 まぐろ一尾から、たった二つしかとれないまぐろのかま。えらの後ろにある部分で、脂がのってます。スキレットを使えば、塩、コショウもなしに焼くだけでOK。「こればかりは、焼くだけだから、俺の出る幕じゃねえな」とくろば亭主人。
 今回はシンプルに焼いて、ぽん酢しょうゆか、マヨネーズしょうゆでいただくものと、バターしょうゆ風味のブラックソースをかけた二品をご紹介します。
【写真左】特製ブラックソース。濃厚なバターしょうゆが合うんです。
【写真右】シンプルなかま焼き、本当に焼くだけ。ぽん酢たれかマヨネーズしょうゆがオススメ。

材料(4〜5人分)

●まぐろのかま・・・2本
●ブラックソース
│バター・・・適宜
│醤油・・・適宜
│赤ワインか紹興酒・・・少々
│生クリーム・・・適宜
●ぽん酢たれ
│ぽん酢しょうゆ・・・適宜
│大根おろし・・・適量
│一味唐辛子・・・適量
●マヨネーズしょうゆ


くろば亭

まぐろや地魚を使った無国籍料理の三崎の名物店。メニューは200種類をゆうに越す。主人は、知恵と手間をかければ、まぐろは捨てるところがないと考え、まぐろのありとあらゆる部位をメニューにしている。

【メニュー例】
・血合いのカルビ焼 1000円
・マグロの骨髄 700円
・マグマーボ 1200円
・特上マグロ色々盛り3500円
・マグロのカブト焼き(要予約)
その他、地魚の刺身や天ぷら、煮つけなど新鮮な魚メニューがいっぱい。

【住所】
神奈川県三浦市三崎1-9-11
【電話】
0468-82-5637
【営業時間】
11:00〜15:00
 /17:00〜22:00
11:00〜22:00(土・日・祭日)
【定休日】
水(祭日の場合は木曜日)


【作り方】
1)解凍したカマの骨の部分に一箇所包丁をいれる
2)写真のように平らになるとむらなく焼けます。
3)熱したスキレットに皮の部分を下にして入れる。
4)蓋をして15分ぐらいじっくり、焼きます。

5)1本のかまは取り出し、ぽん酢たれか、しょうゆマヨネーズでいただく。もう1本はスキレットに残したまま、バターをいれてかまとからめる。

6)しょうゆと赤ワイン(または、紹興酒)を入れて少しにつまったらできあがり。かまをお皿にもり、ソースをかけ、さらにお好みで生クリームをかける。




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