ダッチオーブンの醍醐味「スタッフドチキン」 
今度は首から詰めます。お尻から入れた分を上からどんどん押しこんで、パンパンに詰めましょう。皮がビヨーンと伸びるので詰めやすいですよ。
首側も同様に爪楊枝で縫い付けて完成。鳥の形がはっきりとわかるようになりました。これをおいしそうと思うか、生々しいと思うか・・・。前者なら、ダッチオーブン使いのエキスパートになれる素質あり!ですね。
塩、胡椒をして、十分に熱したオーブンに入れます。塩、胡椒は強めにしたほうがいいですね。腹を下にしてくださいね。油は鳥皮から出るので必要はありません。
中火〜弱火で下からのみ加熱します。ずっしりと重いふたが圧力鍋的な機能を果たし、鳥の中までじっくりと火が通ります。耳を澄ますと、中で油がパチパチとはぜる音が聞こえてきます。と同時に何ともいえないいい香りが・・・。(写真は10インチDEEPオーブン)
焼き始めて30分ぐらいの時点で、ジャガイモ、にんじんを放りこんでください。ご丁寧に皮などむいちゃだめですよ。洗ったまんまで放りこんでください。これがうまいんですわ!そしてスグにフタをしてください。何度もフタを開けると蒸気と圧力が逃げますので極力我慢してください。(笑)無水調理でにんじん、ジャガイモが信じられないくらい美味しくなるんですねー!
約1時間してから、今度は上からも加熱します。下火にあったオキ(焼けた炭)をフタの上に乗せて一気に加熱。強火にしないと、出来あがりが色白のチキンになりますので、しっかり焦げ目がつくように。下火はゼロではなく、弱火で加熱しつづけてください。また、ココでのポイントは、フタをずらして蒸気を逃がしながらの加熱です。
完全に閉まってると蒸気が充満して、しっとりとした仕上がりにはなりますが、パリッとした焼きあがりになりません。香ばしい皮もウマイ料理なんで、是非フタはずらして加熱しましょう。(1cmもずらせば十分です)

出来あがり!皮がパリッ、中はジューシーなスタッフドチキンの完成です。

「いただきました、星 3つですっ!」



さらに、これから美味しいグレービーソースを作ります。 次→



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