コーヒーの歴史

コーヒーの歴史

1. 発見エチオピアの山羊飼いカルディによって発見されたと言われています。

コーヒーの歴史

コーヒーの起源については二通りあり、一つはキリスト教説の 山羊飼いカルディーが ある日、歩き疲れて眠ってしまい、 目が覚めると、山羊たちが木になっている赤い果実を食べている のが目にとまりました。

つい先程まで疲れていたはずの山羊達が、急に元気になって、 跳ね回っているのです。

よく見ると「赤い実」を食べています。 カルディは不思議に思い、修道院の僧侶にこのことを告げ、 一緒に赤い果実を食べてみました。
すると、不思議なことに体に活力がみなぎってくることを知りました。

これを修道僧たちが苦労していたミサの勤行と 睡魔から救う方法として使い始めたという説。

この実を使って抽出された液体が、 現代のコーヒーの原点となったそうです。

もう一つは、イスラム教説で回教徒のオマールが追放の旅の途中 飢えに苦しみ、ふらふら と歩いていた時に、 小鳥が木に止まり元気にさえずるのを聴きその枝を見ると、真っ赤な 木の実がたわわについており、その実を彼も食べてみると飢えを癒し、心身に元気が満ち 溢れてくるのを感じた。

医者でもあった彼は人々にこの実を煎じた物を飲ませ、 多くの病人を救い、追放の罪を解かれ 聖者として尊ばれたというものです。

2. 産地・・・産地によって、豆の味が違います。地球をぐるりとめぐる北回帰線と南回帰線。

コーヒーの木はその赤道を中心にしてふたつの線にはさまれた地域
(別名コーヒーベルトと呼ばれています)で育ちます。

コーヒーの歴史

コーヒー豆と一口にいっても、その種類は非常に多く、 コロンビアからはじまり、サントス、モカ、マンデリン、 キリマンジャロ、ブルーマウンテン・・・と、 一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
コロンビアは味がマイルド、キリマンジャロは酸味が強い、 コスタリカはコクと酸味がある・・・と味が違います。

ところで、このコーヒー豆の名前は、 生産国名と出荷港名で呼ばれています。
等級によってさらに細分化されます。
例えばコロンビアは、スプレモが最高級品で、 以下、エクセルソ、コンスーモ、パシーリアと分かれています。

コーヒーの各産地について詳しくはこちら