イギリス観光2018/05/07

北ウェールズの観光スポット巡り


こんにちは、Popyです。
前回のブログで書いたコンウィ城とカーナーヴォン城。
そのついで、と言ってはなんですが(まぁ明らかに「ついで」ではあるんですが・・・)、お城観光の合間&後に訪れた北ウェールズの観光スポットをご紹介したいと思います。

その前にちょっとした豆知識。
ウェールズ語はケルト語派で、英語とウェールズ語は全く違うので、道路標識や看板、案内など英語とウェールズ語の両方が記載されています。

こんな感じ ↓



もちろん英語は通じて、通貨も同じ。パスポートも必要ない国内旅行はやっぱり楽ですね。 ちなみに、カーナーヴォン城の近くで訪れたイタリアンレストランのメニューは、イタリア語と英語でした。

では観光スポットの紹介に入ります!


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■ 世界一長い駅名の駅


世界一長い駅名の駅は、ウェールズにあるんです!
ウェールズの北東にくっ付くように浮かぶ、アングルシー島にある無人駅。

駅名:
Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch

長っ!!!
数えたら58文字。通称は「スランヴァイルプール駅」。


読み方が駅名の下に書いてありますが、まったく分からない(汗)地元の人は覚えているのかなぁ〜? 駅名の看板も長いので、足が5本もあります。(通常は2本ですよね。)

その長い長い駅名の意味は
St.Mary's Church by the white hazel pool near the fierce whirlpool, with the church of Tysilio by the Red Cave
「赤い洞窟の聖ティシリオ教会の側の激しい渦巻きの近くの白いハシバミの森の泉のほとりにある聖マリア教会」

スランヴァイルプール駅はリクエストストップなので、「停まってください」と言っておかないと停まらないので、お気をつけて。

なお、駅の側にショッピングセンターがあり、そこで買ったクロテッドクリームのファッジがすごく美味しかったです! 行かれる際にはぜひお試しあれ。

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■ ホーリーヘッドと灯台


世界一長い駅名の通称スランヴァイルプール駅があるアングルシー島を北西の先端まで突っ走ると、 Holyhead、直訳すると「聖なる頭」という興味がそそられる名前の街があり、その近くに古代の遺跡跡がある、ということで訪れました。

ホーリーヘッドからはアイルランドのダブリン行きのフェリーが出ており、わりと大きな街。 パブ飯に飽きてしまっていた私達は、ランチはホーリーヘッドの中華レストランで!と思っていたのですが、 日曜日の午後はほとんどのお店が閉まっており、ファーストフード店に救われました・・・

目的の遺跡自体は小さくて、「あ、これ?」とという感じだったのですが、眺望は良く、周辺をトレッキングしている人達がいました。 海岸沿いで標高の高いところでは、時折まっすぐ立ってられないほどの強風のときも! そんな強風を体に受けて、果てまで来たんだなあ、と実感。



海岸沿いのポコッと飛び出した所に South Stack Lighthouse という灯台があり景色が良かったので、トレッキングとまではいきませんが私も少し歩いてみましたが、 この先のアクセスは有料だったので、ここまで。




近くのビジターセンターには大きなカフェがあり、屋外の椅子がヒツジの形をしていたのが可愛かったです。 それにしてもウェールズでは沢山のヒツジを目にしました。



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■ イギリスで一番小さい家


コンウィ城から歩いて数分のコンウィの河岸にある ”The Smallest House in Great Britain”。 2階建ての赤い家で、前にはコスチュームを着た女性がいるので、すぐ分かるはず! 入場料は1ポンド。

敷地面積はたったの約3m×1.8m。 ここに190センチ近い漁師さんが住んでいたというから驚きです。その前には夫婦が住んでいたのだとか! ベッドがある2階の様子は、ハシゴを登って見ることができます。

ただ小さい家、ってだけですが、ギネスブックにも載っているので、一応。

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■ スランディドノ


ホテルやB&Bがずらっと並ぶ海辺のリゾート地、Llandudno。 英国人(特にご年配の方)に人気の街で、ブライトンのようなピアもあります。 「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルが毎年避暑に訪れた街らしいです。

スランディドノも世界一長い駅名のスランヴァイルプール駅も、スペルが LL から始まると、発音が「ス」になるようですね。

私がスランディドノを訪れるのは2度目。 ケーブルカーで山に登ることができ、そこからの景色が絶景、ということなので今回は初ケーブルカーを目指して。

ケーブルカーは4月から運航、朝10時から、と事前にちゃんと調べて行ったのに、なんと!運休しているではないですか! こんなに晴天なのに・・・ 駐車場でお金払ったのに・・・(泣)  せめて、駐車場のお金を払うマシンに「ケーブル運休中」って書いておいて欲しかった!


しょうがないので周りをウロウロお散歩。 小さいストーンヘンジもどきがあり、ベンチも沢山並んで、海を見ながら清々しい朝を過ごせますよ。



最後に観光とは関係ないですが、駐車場に停まっていた車のボンネットにカモメが居座っていました。 車を停めてから出発するまで、ずーっと。近寄って写真を撮ってもまったく動じず人慣れしているカモメたち。

今回は2泊とも海辺のB&Bに泊まったので、早朝からカモメの鳴き声で起こされてしまいました。 住んでいると慣れるのでしょうかね。


以上、北ウェールズのお城以外の観光スポットのご紹介でした。 今回は行きませんでしたが、山の景色が美しいスノードニア国立公園をドライブやトレッキングするのもおすすめです。



記事を書いたひと
Poppy
旅行、グルメ、英国ドラマが大好き、在英歴十数年です。NEW OPENのレストラン情報は見逃しません。

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