消耗品の交換時期について

毎日使用している器具は使用していくにつれて、段々と機能や効果が減っていく消耗品です。 使用期間を確認し、定期的に新しいものに交換しましょう。 交換の目安となる時期を過ぎて、まだ使えるだろうと思って使用していても、機能的には想像以上に低下しています。 そのまま使っていて気が付いた時には生体や水草に悪影響が出ていて手遅れに…、なんてことにはならないように、交換時期をしっかりと把握して早めの交換をおすすめします。
飼育用品の交換の目安となる状態や時期をまとめてみましたので、ご覧下さい。

原因から探す消耗品
水が濁る…、水草が育たない…、最近水槽が暗い…等、水槽にこんな症状が出たら、消耗品の交換時期かもしれません。
快適なアクアライフを送るためにも消耗品の交換時期にはご注意下さい。
こんな時は消耗品をご確認下さい!

水が濁る 水草が育たない 最近水槽が暗い ヒーターを使い続けている
※原因は上記の消耗品以外の場合もございます。

消耗品の交換時期の目安
消耗品 交換時期 目安となる状態
・ゲルキューブ・マット
・ウールマット/スポンジ
・上部フィルター用
2週間〜1ヶ月 目詰まりや流量が低下してきたと感じたら交換時期です。目が詰まっている部分のバクテリアに酸素が供給されなくなり、生物ろ過の能力が低下して水槽内の有毒物が分解されにくくなっていきます。
・外掛けフィルター用交換ろ材 2週間 目詰まりや流量が低下してきたと感じたら交換時期です。目が詰まっている部分のバクテリアに酸素が供給されなくなり、生物ろ過の能力が低下して水槽内の有毒物が分解されにくくなっていきます。
・リング状ろ材
・ボール状・ペレット状ろ材
・麦飯石ろ材
4ヶ月〜6ヶ月 長く使い続けることで、多孔質構造の内部が目詰まりを起こして、バクテリアが棲みづらくなっていき、ろ過能力も低下していきます。 洗浄では内部の汚れは取れませんので、新しいものと交換が必要になります。 交換時はフィルター内のバクテリアが消滅しないように、ろ材の3分の1程度ずつ交換してください。
・活性炭・吸着材 1ヶ月 通常1ヶ月程度使用していると、吸着効果がなくなってきます。新しいものと入れ替えて下さい。
・エビ用ソイル
・ソイル ノーマル
・ソイル パウダー
・ソイル セラミック系
6ヶ月 ソイルの粒がつぶれてきたら交換となりますが、つぶれていなくてもソイルに含まれるミネラルの放出やアンモニアなどの有毒物質の吸着効果がなくなりますので、半年に1回は交換してください。
・蛍光灯交換球
・LED交換球
6ヶ月 点灯しなくなるまでは使用できると思いがちですが、端部が黒ずんできたら交換のサインです。光量が減ってきているので、本来の効果が得られなくなっています。草や生体の状態に影響が出る前に交換をおすすめします。
点灯が遅くなったり、蛍光管を変えても点灯しない場合は、グロー球を交換してください。
ヒーター 6ヶ月 ヒーターも消耗品です。壊れてしまった時に予備のヒーターを用意しておかないと、新しいヒーターを準備する間に水温が低下して生体が死んでしまう場合があります。

【ご注意】
※ページ内の交換時期は一般的な器具の使用状態でのおおよその数字です。使用頻度や使用環境によって、状態は変わりますのでご注意ください。正確な交換時期については各商品の説明書に記載の交換時期をご覧下さい。




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