憧れのオーバーフロー水槽、始めてみませんか?
コンパクトなアクリル水槽。透明度の高いアクリルの輝きはおしゃれなお部屋にベストマッチします。
オーバーフロー水槽の配管におすすめの塩ビ管、バルブやソケットなど幅広く取り揃えています。
アクリル水槽はガラス水槽と比べると、衝撃に強くて割れにくく、接着面がきれいで透明度が高いという特徴があります。
また、ガラスと比べて非常に軽量で、持ち運びも人の手でできるので、大きなサイズの水槽に向いています。
2つの水槽の特徴をさらに詳しく比較し、まとめてみましたのでご覧下さい。
・アクリル水槽の優れた点
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アクリル水槽 |
ガラス水槽 |
割れにくい
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アクリル水槽の最大の特徴は割れにくい事です。水槽が大型化するほど、この安心感は重要なポイントです。公共のスペースやお子様のいる家庭で選ばれているのはこの安心感からといえます。
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特に点加重に弱いので取扱に注意が必要です。固い物が当たった時にその一点からひび割れを起こし、水槽全体が崩壊する場合があります。
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透明度が高い
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無色透明の水槽で、水を張った時の透明感は非常に高く素晴らしいです。
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生板ガラスは緑がかった色がついています。板厚が厚くなるとどうしても色が気になります。
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保温性のある水槽
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アクリル板は熱伝導率が低いため、外気温の変動が水槽内に伝わりにくいです。
そのため、水槽内の温度変化が少なく、ヒーター能力にも余力が生じます。
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外気温低下の影響を受けやすく、ヒーターは余裕を持った設定が必要となります。
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軽い
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比重が1.2なので、900×450×450mmクラスの水槽なら片手でも持ち上げられます。
1800クラスの水槽でも大人2人で持ち運びが可能な重さです。
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比重2.5なのでアクリルの2倍以上の重さがあります。1800クラスは大人4人でも、運ぶのに危険な重さになります。
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加工がしやすい
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硬度が低いため加工がしやすく、水槽になった状態からでも、穴開け、ソケット付け等の加工が比較的簡単に行えます。
ろ過槽などの複雑な加工を要する水槽やオリジナルアイデア水槽等に最適です。
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加工性が悪く、特に後からの穴開け等はほとんどできません。
ろ過槽等の加工品には不向きな特性です。
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色板を使える
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アロワナの水槽に人気のある底板、背面、側面に黒板を用いた水槽が製作可能です。
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通常ガラスのスモーク板はありますが単色黒板はありません。
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・アクリル水槽の特性(注意点)
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アクリル水槽 |
ガラス水槽 |
膨らむ (フランジにより対処)
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素材の特性上、板厚を厚くしても膨らみが出てしまいます。
同一サイズ内で板厚の一番薄い水槽は、中が少し歪んで見える程度の膨らみ具合になります。強度的には問題ありません。
この膨らみを押さえるために、水槽上部にリブ、フランジといわれる補強が必要となります。
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ガラスはほとんど膨らみませんので、水草が歪んだりする事が無く水景を楽しめます。
水槽上部に何も無い、フレームレスのプールタイプ水槽は、ガラスの特性を生かした水槽といえます。
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傷がつきやすいが再生もしやすい
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時計のバンド、カメの爪、スポンジに巻き込んだ底砂、スポンジの固い面等々、アクリルより固い物との接触で傷がつきやすい性質があります。
空中の部分は特に傷が目立ちますので、テラリウム水槽では取扱に注意が必要です。
細かい傷はコンパウンドで磨き、中程度の傷はバフがけする事で再生可能です。
深い傷は削り込みが必要になり、再生は可能ですが歪みが残ってしまう場合もあります。
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ほとんど傷が付かないので、頑固なコケや石灰藻などをカミソリ等で削り落とす事もできます。
テラリウム水槽に最適な水槽と言えます。
ガラスについた傷はほとんど再生不可能です。
傷はつきにくいが、ついてしまったら打つ手無しとなります。
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紫外線、熱で劣化する
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メタルハライドランプを近づけて使用したり、太陽光があたる屋外での使用は、細かいクラックと呼ばれるひびが入る場合があります。
当面の強度は問題ありませんが、ひびの深さが板厚の半分以上に進行したら使用中止です。
押し出し板を使用したり、引き抜きパイプを利用した円形水槽などは、通常のキャスト板使用の水槽よりも数倍早く、確実にクラックが入ってきます。
フタとして使用する場合、ライトをあてると熱で片側に反りを起こしてしまいます。
塩ビの方が反りにくいので、透明度は落ちますが3mmの塩ビ板のフタが一般的です。
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紫外線はカットしますし熱にも強いです。
接合部のシリコンが劣化していく可能性があり、ガラスに問題無くても接合部から水漏れを起こす事があります。
強化ガラスは強そうですが、水槽には不向きです。
ライトの熱程度では全く反りませんのでフタには適していますが、割れやすいので取扱に注意が必要です。
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溶剤で溶ける
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水槽の製造は接着剤で溶かす事により、アクリル板同士を溶かし合わせて接着します。
アクリル板同士は一体化しますので接合面の強度を確保できます。
お手入れは、市販のガラスクリーナー、シンナー等の使用は、クラックが入るので厳禁です。
表面の清掃には無水エタノール(アルコール)を使用します。
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ガラスはシリコンコーキングで貼り合わせします。
シリコンの質、劣化度合いで接合面強度に違いが出ます。
水槽のお手入れには、ほとんどの市販クリーナーが使用できますが、シリコンコーキングに触れない事が重要です。
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日本のアクリル板は世界最高品質
日本のアクリルメーカーは、三菱、住友、旭化成、クラレ、カナセの5社があります。
日本はアクリル先進国なのでどのメーカーのアクリルキャスト板も一級品です。
輸入アクリル板は低分子な粗悪品が多く、クラック発生率が極めて高くなっています。
押し出し板とキャスト板
押し出し板、キャスト板、輸入板、が問題になりますが見極めは困難です。
押し出し板水槽は半年以内にクラックが入る可能性がありますが、購入時は解りません。
あくまで販売元を信用するしか無いのが現状です。
押し出し板
再生板とも言われ、粘土状のアクリル樹脂を熱をかけて押し出して製造する。
低価格ではあるが、品質にばらつきが出てクラックが生じやすい
キャスト板
型枠の中にアクリル樹脂の原材料を流し込んで硬化させて製造する。
大規模設備が必要で、価格は高くなるが品質は均一で、アクリル水槽用としては常識の板。