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手作りの布マスクには賛否ありますが、突然来るくしゃみの予感が察知できてもハンカチが間に合わない時ってありませんか?
そんな時にマスクが無い場合、手で押さえる事になります。でも、だったら布マスクでもあった方がいいですよね。
飛沫防止効果はハンカチで抑えるのと同じです。
マスクのカタチにしてしまえば、ハンカチとして使うことはまずないので、とっさにハンカチで咳やくしゃみを抑えるよりもむしろ衛生的かもしれません。
インフルエンザや新型コロナなどのウイルス予防対策にはなりませんが、自分が周囲に迷惑をかけないよう、ハンカチマスクはくしゃみや咳に対するエチケットとしては十分対応できると考えます。
ここではハンドタオルでミシン不要の簡単にできるマスクの折り方と、サイズ別で作りやすさ、作れる大きさをご紹介します。
タオルマスクの
作り方
01.
材料を用意する。
必要なのは、薄手のタオルハンカチと、柔らかいゴムorひも、ワイヤー(あれば)。
タオルはハンカチがいいのは、なんてったって鼻水を吸水してくれるから、ですよね。
薄いハンカチはすぐシミになってしまうので、くしゃみや咳をするたび気になってしまいます。
ガーゼでもパイルでも、タオル地なら1回の飛沫ですぐびちゃびちゃになったり染みになったりしません。
鼻水が出てきた~って焦ったときも、マスクに頑張ってもらえます(笑)
今回は25cm×25cmのドーナッツタオルで作りました。
02.
上下を内側に折る。
鼻~顎の長さにに合わせて上下を折ります(1)。
この時、ラッピング用のワイヤーのような柔らかくて曲がりやすいものがあれば、それを上の折り目の場所に両面テープで貼っておくと、鼻の部分で折り曲げるようにもなります(2)。
鼻用のワイヤーはマスクにしたときに飛び出して刺さってしまわないような、柔らかく危険のないものにしてくださいね!
03.
横にひも(ゴム)を通して内側に折る。
マスクの大きさを確認しながら横を折ります(1)。
ゴムの輪っか大きさは、マスクの大きさと耳までの距離で人それぞれ合う長さが違うと思いますので、使い捨てマスクの輪っかの大きさを参考にすれば大体合います。
使い捨てマスクの耳の部分を縦に切って、再利用という手もありますよ。
折ったら手アイロンでギューッと折り目をつけましょう。(3)
これで完成です!簡単!(4)
04.
マスクをつける。
縫っていない分、両端を持ってつけるとゴムが引っ張られて抜けやすいので、片耳をつける時にもう片方の手はマスクを口元で押さえながらつけると、スムーズにつけやすいです。(2)
ちょっと大きいかな?小さいかな?と思ったら、外して顔に合わせて折り直せばOK。
使い終わったら洗濯機で洗うか、気になる場合は手洗いをしてください。
口紅がつくのがイヤな時は間にガーゼを挟むといいでしょう。(3)
ティッシュは息で濡れると肌や口に張り付いて息苦しくなるので、使わない方がいいです。
こんな可愛いマスクなら、普段マスクを嫌がるお子さんも喜んでマスクをつけてくれそうですね!(4)
両面パイルのふわふわしたタイプだと、結構もこっとしてしまいます。
折り目が厚いとそれだけすき間が生まれるので、フワフワタイプは両脇を折らない作り方をおすすめします。
厚みのある場合は、上下を折るだけでもマスクができます。
両耳にかけられる長い輪っかを1つ作ってください。それをたおるの上下に通すような形で置きます。(1)
輪っかが折り目に沿うように上下を折ります。(2,3)これだけで完成です!
鼻の上の方を輪っかが通るので、ゴム(紐)が鼻を押さえてくれるので、針金のようなものは不要です!
厚みのあるミニタオル、小さい過ぎて両端が折れないタオルなら、マスクにカバーはいかがでしょう。
一般的な不織布の使い捨てマスクのサイズは約9cm×17.5cm。なので、22cmくらいのミニハンカチなら、ちょうど半分に折るとマスクサイズに。
半分に折って作るマスクと同じ要領で、折った中にマスクを仕込むだけで完成。超簡単です。
近所に数分散歩に出るのに使っただけなのに、捨てるのがもったいない…という場合は、タオルでマスクをカバーすれば直接マスクに顔が触れることはありませんので、タオルを洗えばマスクの再利用ができますね。
マスクの寿命が少し延びるのは、マスク不足の中とても嬉しいですよね。
今は家の中に花粉を入れないようにと、花粉ブロックやAg(銀)配合のエアコンフィルターや換気扇フィルターが売っていますので、小さく切って折り目の間に入れると、もっとしっかり花粉をブロックしてくれます。
タオルマスクも侮れませんよ!
この季節、マスクがないなんてつらすぎる…!という場合はぜひお試しください。
折るだけだとすぐに崩れてしまうという場合は、折り目に両面テープを使うとそれだけでしっかりします。
その場合、お洗濯の際は剥がし忘れないようにしてくださいね。